| 日記 |
▼ここに書かれている内容は、あくまで私個人が感じたことなどです。 ▼過去の「日記」へは目次から行けます。 |
| 2008/04/05 |
バンダは通常の演奏会用作品(「森の歌」「祝典序曲」など)では、一般的な金管楽器(トランペット、トロンボーンなど)なのだけれども、劇場用の音楽では違っていて、この曲ではコルネット(E♭管、B♭管)、トランペット、アルト、テナー、バリトン、バスといった楽器が指定されていて(合計13本)、これは「カテリーナ・イズマイロヴァ」と同じ。 ヤルヴィは例によって思う存分オケを鳴らし、欲求不満になることがない。ただ、終曲のバリトンのソロはちょっと大人し過ぎる感も。 (★★★★★) |
| 2008/04/04 |
とにかく強烈なインパクトで、特に第1幕の展開などは、当時のソビエト当局でなくとも一言二言文句を付けたくなるのではなかろうか。と言いつつも、主役(カテリーナ)のウェストブロックには「お疲れさまでした」としか言いようがなく、終幕で壊れていく姿は、痛ましくも恐ろしく、でもカーテン・コールでの表情がごく普通の女性の顔になっていたのが印象的。 日本語字幕は無いけれど、同封されていた日本語によるあらすじと英語字幕で何とか付いていくことが出来ました。 (★★★★★) |
| 2008/04/03 |
(★★★★★) |
| 2008/04/02 |
またまた...今度はボリショイ・オペラの来日公演からR=コルサコフのオペラ「金鶏」がDVD化。指揮はスヴェトラーノフで、これもNHKから。スヴェトラーノフが連続して出てくるのは、やはり人気があるということなのか。ムラヴィンスキーも売れると思いますが、いかがでしょうか。>NHKさん |
| 2008/04/01 |
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| 2008/03/31 |
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| 2008/03/30 |
サントリーホールにて。ホール周辺、スペイン坂の桜は満開でした。ハイドン「交響曲第88番『V字』」、ベートーヴェン「交響曲第8番」、ラヴェル「マ・メール・ロワ」「亡き王女のためのパヴァーヌ」「ラ・ヴァルス」。デプリーストさん、常任指揮者としての最後の演奏会。大編成の近現代物だけではなく、この方の指揮する(今日の前半のような)古典作品も私は好きでした。「のだめ・・・」にも登場し、オーケストラの『顔』としての存在も大きかったと思います。3年間お疲れ様でした。 |
| 2008/03/28 |
スヴェトラーノフ&ソビエト国立交響楽団の来日公演(1987年、1997年)がDVD化されます。内容はTVで放映されたものと思いますが、さすがNHK、色んな映像が出てきます。確か、ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルや、ロジェストヴェンスキー&モスクワ放送響、(全盛期の)フェドセーエフ&モスクワ放送響、等々の来日公演もTV放映されたはずですので、続編希望! |
| 2008/03/27 |
マンションの前の桜並木。 |
| 2008/03/26 |
若かりし頃、ペルトの音楽に一時ハマッていたこともあったのだけれども、この「フラトレス」は弦楽合奏と打楽器のための作品。持続された低音の上に聖歌風の音楽が静かに始まり、人数を増やして音量が大きくなるが、最後はまた静かに消えていく。間・間に挟まれる打楽器(クラヴェスと大太鼓)のリズムがアクセントになっているものの、それ以外は...ただの<音>だけが通り過ぎてゆく。私自身が変わってしまったんだろうか。 以後はどの曲もそれなりに楽しめたけど、デプリーストはことさら劇的なことをする訳でもないので、演奏会全体としてはちょっとインパクトが弱かったろうか。最後のカーテンコールの時に、一人の奏者が舞台裏から花束を持ってきて、指揮者に渡すのかと思ったら、この日で引退されるヴィオラ奏者の男性に渡されていました。 |
| 2008/03/25 |
フェドセーエフが東京都交響楽団に客演したときの演奏を思い出す。私としては、この曲の<ナマ>初体験ではなかったろうか。演奏そのものにも感銘を受けたけど、冒頭、指揮者の棒に付いていけなかったのか、弦楽器のアンサンブルが大きく乱れたこと。演奏後、この演奏会を最後に定年で引退される団員に、フェドセーエフ自身が花を渡したことなど、今でもハッキリ覚えている。 このCDは、拍手に始まり拍手で終わるライブ録音。冒頭からレガートでソフトな雰囲気。ロシアのオケであるけれども、金管などクセのある(いわゆる<ロシア風>な)音はしていない。ただしティンパニの打ち込みはすごい。ドラマチックな厳しさよりも、人間的な暖かみを感じさせる演奏。この曲としてはやや違和感を感じる。第1楽章や第5楽章のクライマックスも、意外にアッサリと通り過ぎる。第4楽章も速めのテンポ。 (★★★★☆) |
| 2008/03/24 |
(★★★☆☆) |
| 2008/03/23 |
お墓参りの帰りにちょっと足を伸ばして相模湖へ。ここへ来るのは何年ぶりだろうか。高校生の頃、クラスの仲間と遊びに来たのは記憶しているが...(何年前の話?)。天気の良い休日なのだが、湖畔は人影も少ない。皆「ピクニックランド」の方に流れているのだろうか。お土産屋さんや、射的(!)などもあり、昔は結構賑やかだったのかもしれないけれど、この寂れ具合が微妙に心地よい。 清水亭という料理屋(兼旅館...今も泊まる人いるのか?)でワカサギの塩焼きとフライを食べる。とても美味しかった。近くにお店が少ないせいか結構繁盛していて、お昼にはちょっと遅い時間だったけど、次から次へと客が入ってきていた。 |
| 2008/03/22 |
ローマ3部作を一つのコンサートで演奏する場合の曲順として、最後は「祭」か「松」のいずれかということになると思うが、「祭」は沢山の打楽器も参加して(数えてみると、ティンパニ奏者を含めて10人)賑やかに終わるけれども、「松」の「アッピア街道」のバンダも含めた盛り上がりの方が、「終わった〜!」というより大きな充足感がある。 そのバンダ、「祭」ではオーケストラ後ろの上方、オルガン奏者の横にトランペット3人、「アッピア街道…」では2階席通路に6人(トランペット4とトロンボーン2)。冊子にも書かれていたように、これはブッキーナの<代用>ではあるけれども、デプリーストとしては演奏効果(サウンド)重視、そこを突き詰めるつもりもないのでしょう。 パイプ・オルガン(「祭」の1曲目)や、「アッピア街道…」のバンダの効果など、ナマで聴く面白さは格別でした。 (★★★★☆) |
| 2008/03/20 |
これは、すごくイイです。まず、フルート奏者への個人レッスンから始まり、オケ全体のリハへ。でも、プレートルによるアナリーゼや、曲に関するウンチクを期待すると裏切られるでしょう。「違う。そこ、オーボエは『♪ラーラララー・・・』という風に演奏して」といった感じで、基本<情感>メイン。言葉は最小限。演奏者もリラックスした雰囲気。 (★★★★★) |
| 2008/03/19 |
(★★★★☆) |
| 2008/03/18 |
グルシチェンコ指揮/BBCフィル(CHANDOS)...この方のお名前は他で聞いたことがありませんが、なぜか(失礼)この演奏は非常にイイです。コンドラシンのような凶暴さが無いので、はるかに耳に優しく、かつ迫力も十分で、まずは申し分なし。中間の弦を中心にした部分などは緩くなってしまうのですが...ここはメインでないと考えれば(あくまでそう<考えれば>)これでOK。しかし途中の10番トランペット、「♪レ−ラ−ラ−(高い)レ」と上がるフレーズを17回(!)連続で演奏する部分があるのだけれど(しかし10番奏者にこんなこと吹かせるか)、途中から高いCをオクターブ下げているのはさすがにやむを得ないか(下記の録音ではしっかり全て高い音を吹いている)。 (★★★★★) ムラヴィンスキー指揮/ソヴィエト国立交響楽団...1947年12月のライブ録音(演奏後の拍手はカットされているけれども、聴衆のノイズは聞こえる)。データからするとモスクワ初演時(12月25日)のライブ録音だろうか。古いモノラル録音なので音響的にアピールするこの手の曲には不利だろうけれども、中間部分の表現は実に素晴らしい。こういうところを聞くと、グルシチェンコとの差は歴然としてしまう。 (★★★★☆) |
| 2008/03/17 |
お目当てのショスタコーヴィチ。この曲は彼の15曲の交響曲の中ではおそらく最も評価が低い曲(それはそれで納得できなくもなく、特に第2楽章は何度聴いてもピンとこない)。ただ、その理由として、第11番の続編としての<体制迎合>的作品である、というようなことも言われるようだけれども、今日の演奏からは、そういったことは全く感じられなかった。また、続けて演奏される各『楽章』の構成があまりに単純で、むしろ「4つの部分からなる単一楽章の交響曲」と言った方がよいようにも思う。 第4楽章の冒頭はホルンによる壮大なテーマが奏されるけれども、すぐに曲想は変わってしまい、終結部への持って行き方もあまりに唐突で、ドラマを全く感じない。デプリーストの過度の演出や感情移入の無い演奏は、第11番の延長線上には無い、この曲の別の姿を見せてくれたように思う。とにかく不思議な感触の音楽。オケは弦の響きは素晴らしかったものの、金管が不安定だったのが残念(ハードな曲とは思うけれど)。 (★★★★☆) |
| 2008/03/16 |
開演前、1階ロビーではCD、楽譜、書籍「管絃楽法」などが売られていて、TVには前回のサントリーホールでのライブ映像(本名徹次指揮による「タプカーラ」...映像があるのならDVDにはならないものか)が流れて、相当の人だかり。「管絃楽法」は体裁が立派なので(箱入り)、立ち読みも憚られた。 「日本組曲」の原曲版。オケをイメージしている部分も多いのだろうけれども、ピアノ版ははシンプルな味わいがあり、こちらもいい(特に第2、3楽章)。ヴァイオリンのための「協奏風狂詩曲」の第1楽章。ピアノと打楽器(奏者は1名)伴奏編曲版。打楽器が入ると、響きが一気に<伊福部>サウンドになり、オケでなくても十分楽しめました。 後半は「土俗的三連画」から。この曲は山田一雄指揮の新星日響のCDをよく聴いていたのだけれど、第3楽章の途中で演奏が乱れる部分があって、今日もその部分でドキドキしてしまった。指揮者の堀さんも気合いの声を発していたような気が。 その他は映画音楽から。ホールがあまり大きくないので、小編成のオケでも迫力は十分。「モスラ対ゴジラ」からの「聖なる泉」を歌った藍川由美さんは伊福部氏に、「オーケストラ伴奏の歌曲を書いてほしい」と何度頼んでも、絶対に書いてくれなかったらしく、理由は声がオケのバランスに負けてしまうとのことで、また「協奏曲のソロは聴こえないものだ」という持論をお持ちだったとか。 アンコールは「土俗的三連画」の第1楽章を弦楽器トゥッテイ版で。冒頭アンサンブルが乱れるヒヤリとしたけど、意外に難しい曲なのか。最後に指揮者無しで「宇宙大戦争」のマーチが演奏されると、会場からは手拍子が。前回は入場者全員にチョコレートのお土産があったけれど今回は何も無し(残念)。 |
| 2008/03/15 |
弦のトレモロの短い導入から、15本のトランペットによるファンファーレが始まり、それに打楽器が加わり、パイプ・オルガンによる速いパッセージが交錯する。ようやく落ち着いて弦楽器にアルメニア風のメロディが歌われ(しかし、テンションは変わらない)、クラリネット、フルートの名人芸的パッセージも挟み、頂点では、先ほどのアルメニア風メロディが、ティンパニを筆頭にバシバシ打ち込まれるリズムを背景にトランペット隊によって吹き鳴らされ、最後は「これでもか」というダメ押しのエンディング。 1番トランペットの音はほとんど全て五線の上、それを平然と吹きまくるパワー。「作品の中では大声で話すのが私の流儀だ」とハチャトゥリアンは語っていたらしいけれど、それにしても「もう少し静かにしてくれ!」と言いたくなる。 しかし、このコンドラシンの演奏は半端ではない。20数分間、一瞬たりとも緊張を弛緩させることなく、爆音を轟かせ続ける。一体何事なのか。スゴイとは感じつつ、そうそう何度も繰り返して聴く気にはなれない演奏。 (★★★★★) |