日記

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  2007/08/30

    ■ベートーヴェン:交響曲第1番
     N・アーノンクール&ヨーロッパ室内管によるCD(teldec)。1990年録音。アーノンクールがバロック音楽以外で初めて注目された(ヒットした?)のが、このベートーヴェン全集ではなかったろうか。

     基本スタンスは同じにしても、モーツァルトでは抵抗が大きすぎる(クセが強過ぎ)。ハイドンはいいけれども曲そのものがそれほど人気が無い(残念ながら)。で、このベートーヴェンでぴったりはまったような気がする。この曲でも引き締まった音楽が聴いていてとても気持ちがイイ。

    (★★★★☆)

  2007/08/29

    ■打ち切り?
     NAXOS JAPAN のサイトに下記のような<お知らせ>が掲載されている。ビミョーな表現ではあるが、このシリーズは遂に打ち切りになってしまうのか。確か「オーケストラによるマーチ集」などという、涎の出そうな企画もアナウンスされていたように記憶しているのだけれど...。(以下引用)



     平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

     さて、これまで弊社が企画・制作を進めて参りました「日本作曲家選輯」シリーズにつきまして、既に録音が終了しております作品は、今後ナクソス・ジャパンから発売されることとなりましたのでお知らせ致します。

     10月以降に予定致しておりますタイトルは、松村禎三、山田一雄の二作品で、これらは来年にかけて順次、ナクソス・ジャパンより発売される予定となっております。

     その後の企画につきましては、後日、改めてナクソス・ジャパンより発表させて頂きます。

     何卒、宜しくお願い申し上げます。

  2007/08/28

    ■DVD
     引き続きアーノンクール&ヨーロッパ室内管によるモーツァルト「ジュピター」のDVD...この曲も、この演奏のように作曲者が指定したリピートを全て行うと、演奏時間45分弱。これは立派な<大曲>。アーノンクールも、大きな雰囲気ではなくて、一音一音を蔑ろにせずに、緊張感を途切れさせない。

  2007/08/27

    ■CD・DVD
     R・ノリントン&シュトゥットガルト放送響によるマーラー「復活」のCD...この指揮者にはミスマッチのような気がしたけれど、これが意外に面白かった。サウンドが軽いのは確かだけれども、音楽のコントラストがハッキリしていて、第2、3楽章はノリントンの得意なところだろうけれども、終楽章後半、舞台裏のファンファーレにフルート、ピッコロ(トリルの奏法が特殊)が重なるあたりから、合唱が入り、最後までの持って行き方は素晴らしい。

     N・アーノンクール&ヨーロッパ室内管によるモーツァルト「交響曲第39番」のDVD...ウィーンでのライブ。1991年録画。アーノンクールは髪も黒く、若々しい印象。トランペットはナチュラル管。ギョロッと眼を剥いて指揮をする、今風で言えば<チョイ悪オヤジ>か(あくまで音楽が)。作為的と思う人もいるだろうけど、ヴィヴィッドで元気いっぱい。

  2007/08/25

    ■ハチャトゥリアン〜生涯と演奏(DVD)
     ハチャトゥリアンの生涯を描いたドキュメンタリー映画。個人的な見所としては...

     インタビューに、<悪名高い>フレンニコフ(14日に亡くなられたそうです)が登場。「あの時は仕方が無かった...」というようなことを喋り、この言葉に対して色々言うこともできるだろうけれど、私たちは所詮は部外者である。ほんのわずかではあるけれどトランペット協奏曲で有名なアルチュニアンがインタビューで登場(こんな人なんだ・・・)。また「ガイーヌ」「スパルタクス」の舞台が写されるが(曲数も結構多い)、「ガイーヌ」のバレエは初めて観ました。

     特典として作曲者(勲章をいっぱい着けている)指揮によるソビエト国立響とロストロポーヴィチが共演した「コンチェルト・ラプソディ」の映像が収録されていて(白黒)、パワー全開の(当時の)ロシアン・サウンドが聴ける。ホールではなくスタジオでの録画のよう。メーキングによると、これはロストロポーヴィチが国外追放になったときに破棄を命ぜられたフィルムらしいが、こっそり保管されていたという貴重品らしい。

  2007/08/24 (2)

    ■タワー
     新宿へ出たついでにタワーへ寄る。ノリントン&シュトゥットガルト放送響によるマーラー「復活」。「ハチャトゥリアン」というドキュメンタリー映画のDVD。後者には作曲者自身がソビエト国立響を振り、ロストロポーヴィチがチェロを弾いた「コンチェルト・ラプソディ」が収録されている。

  2007/08/24 (1)

    ■コタニ楽器
     久しぶりに新宿へ映画を観に行く。この映画館があった場所には、その昔「コタニ楽器」というレコード(楽器)屋さんがあって、ここは若かりし日の行きつけのレコード屋だった。当然CDが出る前の話。

     クラシックの売り場の担当に年配の男性がいて、その方がいかにも<クラシック好き>といった雰囲気があったものだ。当時、LPレコードというのは高価であり、また傷付かないようにと取扱にも注意が必要で、CDのように気軽に取り扱ったり出来ない、本当に<貴重品>というイメージだった。

     当時のレコード店の雰囲気は、今のタワーレコードなどとは全く違う、良い悪いではなくて、メディアの違いがそのまま現れているような感じがする。

  2007/08/22

    ■ワーグナーへの道(DVD)
     R・ノリントン指揮のシュトゥットガルト放送響。「トリスタン…」「マイスタージンガー」前奏曲の通し演奏はあるけれど、「リハーサル」風景ではなくて、台本があるのだろう。曲の部分部分を演奏してはノリントンの解説が付くという進行。また、ベルリオーズ、バッハ、ヴェルディの作品の一部も(参考に)演奏される。

     ノリントンの話はテンポについて(みんな遅いテンポで演奏し過ぎだ!)、音色について(ビブラートの話)、いわば「ノリントン入門」と言った感じのソフトだろうか。

  2007/08/20

    ■ベートーヴェン:交響曲第4番
     P・ヤルヴィ指揮/ドイツ・カンマーフィル・ブレーメンによるCD(BMG)。ラトル&BPOのハイドンとは全く違う、フットワークの軽い、メリハリの効いた演奏。ノリントンのアプローチに近いか。第2楽章のキッチリしたリズムはデジタル的。このコンビでハイドン、モーツァルトなどを録音していってほしい。

     パーヴォもいつの間にか(?)フランクフルト放送響の首席指揮者に就任していて、来年は来日公演もあるらしい。まだまだ可能性のある指揮者。出世振りは嬉しい。
  2007/08/17

    ■ベルリオーズ:序曲「海賊」
     R・ノリントンによるリハーサルと本番のDVD。オケはシュトゥットガルト放送響。ノリントン曰く、<海賊>は物語のヒーローであり、恋あり活劇ありの、ハリウッド映画風の冒険スペクタクル、前半部はフラれてしまった婚約者への作曲者の悶々たる想いであり、テンポを速めた主部は「それでも人生は進む・・・」。(海を)を泳ぐ様な仕草を見せたり、とにかくイメージを伝えるのが抜群に上手い。しかし、せっかくの日本語字幕が部分部分にしか付いていないのは...雰囲気は伝わるのだけれども。

  2007/08/16

    ■ラトルのハイドン
     ラトル&BPOのハイドン集。まずは順番に、交響曲第88番「V字」、第89番の2曲を聴く。2007年のライブ録音。管楽器は上手いし、あちこちに<遊び>があるし、でも<重い>。これはオケによるのか...。

    (続き)

     第90番はバーミンガム市響とも録音していて、ラトルお気に入りの曲なのか。これは楽しめた。

     同じ旋律が繰り返される時は自由に装飾を入れて(旧盤でもやっていたが控えめ)、特に管楽器(フルート、オーボエ、ファゴット)は指揮者の指示によるものにしても、実際のプレイは奏者に任されているのだろうか。弦のユニゾンの細かい音符などもパワーに任せ勢いがある。

     ライブ(一発勝負)的な面白さがあり、第4楽章の<仕掛け>に反応する(引っ掛かった?)聴衆の拍手や笑い声をそのまま収録しているのもそれ故だろうか(音楽だけの別バージョンも収録されている)。しかし200年以上も前に作曲された曲の仕掛け(ギャグ?)が未だに通用して受けるというのもスゴイことではある。

  2007/08/15

    ■タワーへ
     新宿タワーへ。ラトル&BPOによるハイドン交響曲集(第88〜92番と協奏交響曲)(EMI)。「パリ・セット」と「ロンドン・セット」の隙間を狙ってくるあたりがこの指揮者らしいか。私はここら辺が一番好きなので、とても楽しみ。

     ノリントン&シュトゥットガルト放送響による "The Romantics"(DVD)。「悲愴交響曲」(チャイコフスキー)、「海賊」序曲(ベルリオーズ)、ワーグナーなどのリハーサルと通し演奏を収録したもの。

     最後にP・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルによるベートーヴェン「交響曲第4&7番」。店内では親父さん(ネーメ)がBPOを振ったヴァルトビューネの映像が流れていた(曲は「シェヘラザード」)。今日は収穫多し。

  2007/08/14

    ■シベリウス:カレリア組曲
     シベリウス作品では馴染みのある曲だろうか。その昔は吹奏楽でもよく演奏され(私も演奏したことがある)、金管楽器の軽快なマーチ風第1曲は曲の作りは単純であるけれども、ホルン・セクションが大活躍...だけではなく難易度も高い。特にエンディングでは1stに高いE♭の音が要求され、このハーモニーをキメられるアマチュア楽団は少ないのではないだろうか。

     私が聴いた中では、N・ヤルヴィ&エーテボリ響による旧録音(BIS)が最高に素晴しい。新録音(DG)はそれほどでもない...この差はなんだか分からない。"Sibelius Encore!" というアルバムに収録されていて、要は<寄せ集め>なのだけれども、このコンビの全集を集めようとか考えなければ、「フィンランディア」「悲しきワルツ」「トゥオネラの白鳥」「ポヒョラの娘」等々、その他珍しい小品も収録されて<名曲集>としては充実している。

  2007/08/13

    ■チャイコフスキー:交響曲第3番(DVD)
     V・フェドセーエフ指揮/モスクワ放送響によるライブ録画DVD。5楽章形式、交響曲と言うよりも<組曲>といった感じだけれども(特に第2楽章以後)、メロディも良く、演奏共々率直に楽しめる。ただ、終楽章のコーダは異版を使っているのか...素っ気なく終る。そこだけ「?」。

    (★★★★☆)

  2007/08/09

    ■銚子
    銚子電鉄 銚子から銚子電鉄に乗って犬吠まで。車内は冷房無し、線路は草ぼうぼう。でも、ローカル線の風情がなんとも楽しい。犬吠駅は「関東の駅百選」に選ばれたらしいけれど、「白壁と絵タイル」も剥がれかけて、ちょっと寂しい。

  2007/08/09

    ■シベリウス:レミンカイネン組曲(2題)
     O・ヴァンスカ指揮/ラハティ響によるCD(BIS)。世評の高い録音ではあるのだけれども...来日公演を聴きに行った時にも感じたけれども、弦楽器の人数などかなり少ないのではないだろうか。音楽も響きも薄味に感じられる。第1曲後半の息の長い盛り上がりや、「トゥオネラの白鳥」後半の弦楽器のユニゾンなども物足りない。バルビローリ盤で慣れ親しんだ「レミンカイネンの帰郷」も全く同様。何でそんなにあっけないの?私にとってシベリウスはもっと<熱く>、思いの込められた音楽なのだ。

    (★★★☆☆)

     P・ヤルヴィ指揮/ストックホルム・フィルによるCD(Virgin)。1996年、現在の様に注目されていない時期の録音。こちらは見事に音楽を創っていて、サウンドも充実し、まず申し分の無い素晴しい演奏。「レミンカイネンの帰郷」もこれなら満足できる。

    (★★★★★)

  2007/08/07

    ■スコア届く
    Kullervo ネットで注文していたシベリウス「クレルヴォ交響曲」のフル・スコアが届いた。その昔、ヤマハで見つけて買ったスコアは第3楽章だけのもの。いつか全曲版が欲しいと思ってました。

  2007/08/06

    ■チャイコフスキー:「白鳥の湖」ハイライト
     V・フェドセーエフ指揮/モスクワ放送響によるDVD。選曲(曲順)は以下の通り。

    ・第2幕の情景(オーボエの旋律から始まる例の有名曲)
    ・マズルカ
    ・白鳥の踊り(第2幕から。スローなワルツ)
    ・4羽の白鳥の踊り
    ・第1幕のワルツ
    ・パダクシオン(第2幕から。ハープのカデンツァに続いてヴァイオリンとチェロのソロ)
    ・スペインの踊り(最近のアンコールの定番)
    ・終曲(残念ながら後半のみ)

     選曲も問題無く、演奏も素晴らしいもので、映像としては「スペインの踊り」での打楽器のノリも楽しい(最近に比べるとまだ大人しいけれども)。弦楽器をメインにした安定したサウンドとテンポ。LDではカットされていた「パダクシオン」が収録されているのも嬉しい。速いテンポで煽り立てるような終曲の幕切れはこの指揮者らしく、また、この曲を得意としていることがハッキリと分かる入れ込み方。

    (★★★★★)

  2007/08/05

    ■吹奏楽コンクール
     吹奏楽コンクール一般の部。もはや編成にハープは当たり前。コントラ・バス(アルト)クラも珍しくなく、コントラ・ファゴットまでいる楽団もある。皆さん本当に正団員ですか...などと野暮なことは聞かないけれど、それ以前に彼等は<アマチュア>なんだろうか。

  2007/08/04

    ■DVD
     フェドセーエフ&モスクワ放送響によるチャイコフスキー第3弾。交響曲第3番他のDVDをネットで購入。

     お目当ては「白鳥の湖」抜粋なのだけれども、選曲の記述が結構テキトーで、上記サイトに書いてある「第1幕より」というのは誤り(曲名を見ればすぐに分かるけど)。また、冒頭には例の有名な「情景」が収録されています。嬉しいのが、LDでは(時間の関係で?)カットされていた「パ・ダクシオン」がDVDには収録されていることです。

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