日記

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  2007/04/30

    ■上野
    パンダ 上野動物園へ。

     休日のサラリーマンのように、何もせずにゴロゴロと寝転ぶパンダ。「掃除の邪魔だ」とか、「風呂掃除をしろ」とか、「買い物へ行け」とか言われない代わりに、多くの人に覗かれ、写真を撮られている。ストレスが溜まらないのか、ちょっと心配になる。

    都電荒川線 JRで上野から王子へ行き、そこから都電荒川線に乗って終点の早稲田まで行く。車内は大変な混雑。


  2007/04/29

    ■梅田俊明&新日本フィル
     すみだトリフォニーホールにて。古今亭志ん輔師匠による司会付の「親子コンサート」。曲目が戴冠式行進曲「王冠」(ウォルトン)、「海賊」序曲(ベルリオーズ)、「スラヴ行進曲」(チャイコフスキー)など、面白そうなものが並んでいたので(親子ではないが)聴きに行く。

     その名の通り会場には子供も多く、ざわざわと賑やかな(やや騒々しい)雰囲気のコンサート。「王冠」と最後の「スラヴ行進曲」はパイプ・オルガン付き(後者は原曲には無し)。梅田さんはちょっと大人しい感じはするけれども、誠実かつスマートな棒。演出共々、気楽に楽しめました。

  2007/04/28

    ■電池
     時計が動かなくなったので、電池を新しいものに交換したのだが、それでも動かない。故障したのか...ちょっとした記念にもらった時計だったので、捨てて買い換えるのもためらわれ、地元の商店街の時計屋さんに持っていく。店員さん(女性)は裏の蓋を開けて...。

     「これ、買い置きの電池使ってますよね?」
     「ええ、多分...」
     「電池のここに数字が書いてあるでしょ」

     よく見ると確かに小さく "10-2002" と書いてある。

     「これは、2002年の10月まではちゃんと使えますよっていう、『賞味期限』みたいなモンなんです。随分過ぎてますよねぇ」

     で、店員さんが別の新しい電池と入れ替えると、何事も無かったの如く時計の針が動き出したのでした。

  2007/04/25

    ■ショスタコーヴィチ:「ムツェンスク郡のマクベス夫人」組曲
     トーマス・ザンデルリンク指揮/ロシア・フィルハーモニー管によるCD(DG)。同名のオペラからの組曲(3曲の間奏曲)。トーマスはクルトの息子さん。ロシア・フィルは初めて聴いたけど、無茶苦茶上手とか、キャラが立ってるということは無いけれども、明るいサウンドの、よくまとまった演奏。3曲目には大編成のバンダ(*)が入ることもあって、「コンサート・バージョン」もあるけれど、この録音はオリジナル(バンダ入り)バージョン。

     次から次へと音楽が溢れ出て止まらない、弾けた音楽。私はこういうショスタコーヴィチが好き。

    (★★★★☆)

    (*)コルネット(Es)、コルネット(Bb)、トランペット(Bb)、アルト(Es)、テナー(Bb)、バリトン(Bb)、バス。

  2007/04/24

    ■ドヴォルザーク:スラヴ舞曲から
     R・クーベリック指揮/バイエルン放送響の演奏で作品72の第2番と第7番。1965年、大阪フェスティバルホールでのライブ録音。アンコールに演奏されたもの。

     いずれも素晴しいけれど、第7番の最後はどんどんテンポを煽り、<爆演>と言うと若干ニュアンスは違うけれども、まさに爆発的な勢い。演奏後の拍手が聴取の感銘、全てを表している。無粋な<喚声>をあげる客はおらず、ひたすら拍手をもって演奏を称える。奏者も聴衆も音楽に対してキチンと礼儀正しく向かい合っていた、そんな気持ちにさせられる。

    (★★★★★)

  2007/04/23

    ■ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
     R・クーベリック指揮/バイエルン放送響によるCD(Altus)。1965年、東京文化会館でのライブ録音。表面的な<まとまり>と言うだけなら色々あるだろうけれど、全ての音が命を持って<生きて>いる、「家路」として有名な第2楽章も極めて人間臭いハートが感じられる。もちろん技術的なベースあってのことだろうが...こんな音楽が出来るものなら。

    (★★★★★)

  2007/04/22

    ■タワー
     新宿へ外出したついでにタワーへ寄る。

     佐渡&シエナのライブDVDの映像が流れていて、いかにも<暴れている>というようなコメントが付いていたけれども、ショスタコーヴィチ「祝典序曲」を<淡々と>振っていて、その横のモニターで流れていたカルロス&コンセルトヘボウの「ベト7」の方がはるかに<大暴れ>している。

     「500円クラシック」というのが並んでいたけど、こういうのは本屋か駅の安売りコーナーで売ればいいのではないか。

     食指を動かされるものが無かったけど、ケーゲルが伴奏を務めたピアノ協奏曲2枚(ギレリスとのチャイコフスキー、リヒター・ハーザーとのベートーヴェン)を買う。それと奥さんが「のだめ…」の最新刊を(←これこそ本屋で買え?)。

  2007/04/21

    ■ブルックナー:交響曲第6番
     R・クーベリック指揮/バイエルン放送響によるDVD(ドリームライフ)。1977年、ホールに客を入れない形での録画(TV用?)。音声はモノラル。

     個人的にブルックナーは殆ど聴かないけれど、クーベリックだけは別。久々のブルックナー、最初は抵抗があったけれど、どんどん音楽に引き込まれて最後まで聴き通してしまう。コアなブルックナー・ファンはどう感じるかは分からないけれども、<向こう側>の音楽ではなくて、ここに生きている人間の音楽が伝わってくるのだ。

    (★★★★★)

  2007/04/20

    ■...
     と、豊田...。(否定したいが)「今年もやっぱり・・・」そう思わせるには充分すぎる。結局<そうあるべき>ということを実際に行なう、ということが如何に難しいということか。

  2007/04/19

    ■ドヴォルザーク2題
     「スケルツォ・カプリチオーソ」...ドホナーニ指揮/クリーヴランド管によるCD(Decca)。12分ほどの3部形式の作品で、ハープ、バス・クラリネット、イングリッシュ・ホルンなども活躍し、旋律も美しく、なかなか楽しめる曲。ドホナーニの演奏は「第7番」と同様の印象だけど、コーダだけはクーベリック&バイエルン響(DG)の正に<熱い>演奏が頭に残り、やや欲求不満気味。

     「交響変奏曲」...ケルテス指揮/ロンドン響によるCD(Decca)。主題と27の変奏、終曲からなる作品。各変奏は短いが、それ故に全体をまとめるのは難しそう。あれよあれよ言ううちに、いつの間にか終曲になってしまう。

  2007/04/18

    ■ドヴォルザーク:交響曲第7番
     ドホナーニ指揮/クリーヴランド管によるCD(Decca)。1985年の録音。泥臭さや、野暮ったさが全く無い、なんともスマートで<都会的>な演奏。この曲、オーケストレーションを変更(メロディの補強)して演奏されることも多いのだけど(第1楽章の第1主題や、終楽章再現部など)、ドホナーニはスコア通りに演奏していて、これはオケの技術あってのことか。ただ、エンディングだけは、ホルンが一瞬(原曲には無い)メロディ・ラインを吹いていて、これは指揮者の指示か自主的に行なったものか。

    (★★★★☆)

  2007/04/17

    ■モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」
     R・クーベリック指揮/バイエルン放送響のCD(Orfeo)。1985年のライブ録音。SONYへの録音(1980年)より断然イイです。余計な力が抜けた、恣意的なところが無い、自然で暖かい音楽。対向配置も第1楽章で効果的。言うこと無しの素晴しい演奏。

    (★★★★★)

  2007/04/16

    ■The Music of LEROY ANDERSON (DVD)
     輸入モノのDVD。まず、何と言ってもボストン・ポップスを指揮するA・フィードラーの姿が観れるのが嬉しい。曲はもちろんアンダーソン作品。また「タイプライター」ではアンダーソン自身が指揮をして、フィードラーがパーカッション(ギロ)を演奏するシーンも。フィードラーは意外にマジメな感じの方。私の世代にとってはボストン・ポップスと言えばフィードラー。こうやって実際の指揮姿を見ることが出来るとは...これだけでこのDVDを買った価値があります。

     また、F・フェネルがインタビューに登場し、吹奏楽団(アマチュア?)を指揮して「舞踏会の美女」を演奏する。しかし演奏は...。

     ボストン・ポップスの他の2人の指揮者、J・ウィリアムズとK・ロックハートももちろん登場。さらには小澤征爾が本家ボストン・シンフォニーを指揮して「フィドル・ファドル」を演奏、ちょっとのんびりした感じだけど、金管奏者の歌の<余興>が入って盛り上がる。

     特典として「アメリカン・ミュージカル・シアター」というTV番組が入っていて、そこではL・アンダーソンがゲストとして出演し、自作を何曲か指揮するだけでなく、「忘れし夢」ではピアノも弾く。

     L・アンダーソン、A・フィードラーというキーワードに反応する人は観て損はないソフト。

    (★★★★★)

  2007/04/15

    ■N響アワー
     「吹奏楽」がテーマであるものの、所詮は「<N響>アワー」。ソースとしては昨年8月の「ほっとコンサート(山下一史指揮)」しかないわけで、そこで演奏された「海を越えた握手」「アルメニアン・ダンス」の他は、サキソフォンとユーフォニアムの紹介として「展覧会の絵」からと、「吹奏楽でよく演奏される」という<こじつけ?>で「ローマの松」。サンティさんのド迫力の指揮が観れて嬉しかったけど、内容としては中途半端か。ちなみに池辺さん、「ユーフォニアムのための曲を作曲中」ということを仰ってました。

     ところで、気になるのがこのページに掲載されている「お詫び」。「吹奏楽奏者・愛好家の皆さんを見下すような意図は全くなく…」とは、一体何が書いてあったのか...??

  2007/04/13

    ■隊長
     http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/hito/news/20070406ddm003070049000c.html

     某所にて小林久仁郎氏が警視庁音楽隊の隊長に就任したことを知る。

     旧ソビエトの作品を多く(吹奏楽に)編曲していることでも知られているが、初舞台で自身が編曲したハチャトゥリアン作曲「交響曲第2番『鐘』」を演奏するそうで、「吹奏楽はガチャガチャうるさい、と言われた時代もあった。オーケストラと同じような質の高い表現ができるんだとアピールしたい」...これは同意するけど、ハチャトゥリアンて<ガチャガチャうるさい>曲の筆頭のような気もする(好きだけど)。

  2007/04/11

    ■モーツァルト:交響曲第33番
     C・クライバー指揮/ウィーン・フィルによるCD(FIRST CLASSICS)。非正規盤(海賊盤)です。いつの録音でしょうか。演奏は本当に素晴しいです。しなやかな音楽の流れ。ライブ的な<乱れ>もない。終楽章の第2主題の<歌>などは、かのB・ワルターを思わせます。

    (★★★★★)

  2007/04/10

    ■モーツァルト:交響曲第33番
     O・スイトナー指揮/ドレスデン・シュターツカペレのCD。あまり知られていない曲だけど、カルロス・クライバー、ムラヴィンスキー、ギーレンといったところが録音(録画)を残してます。

     コンパクトにまとまった4楽章形式。聴き所は第1楽章の展開部、8小節のフレーズが調性やオーケストレーションを変えながら何度も繰り返される。スイトナーの演奏はかっちりした縦割りのリズム。高いB♭管ホルンのハイ・トーンをソフトな音で吹いているのはP・ダムかしら。

    (★★★★☆)

  2007/04/09

    ■ドヴォルザーク:交響曲第7番
     O・スイトナー指揮/ベルリン国立歌劇場管によるCD。1983年の録音。スウィトナーさんは私の世代の<クラシック・ファン>には馴染みの深い旧東独の指揮者。何度も来日し、N響の指揮台でもお馴染みでしたが、東西ドイツ統一後に消息は聞かなくなってしまい、事実上引退されてしまったようです。

     この曲を民族(チェコ)的な音楽というよりも、ブラームス的、ドイツ的、あくまで絶対音楽のシンフォニーとしてガッチリ仕上げていて、オケの響き共々、この曲のアプローチとしては申し分の無い、本当に素晴らしい演奏です。

     私が持っているのはドヴォルザークとブラームスの交響曲全曲が収録されたBOXセット(8枚組)で中途半端に単独で買うよりもずっとコスト・パフォーマンスがいいです。

    (★★★★★)


  2007/04/08

    ■N響アワー
     アシュケナージ(@音楽監督)の指揮でチャイコフスキー「交響曲第5番」。気持ちの入った第2楽章などはなかなかイイとは思ったけれど、全体的に小ぢんまりとした印象は強い。アシュケナージは昔から(ピアノも含めて)チャイコフスキーよりもラフマニノフだったような気が...デッカ時代もチャイコフスキーは殆ど録音していなかったし。

  2007/04/05

    ■比較
    クーベリックの「ドボ7」 クーベリック&バイエルン放送響ドヴォルザーク「交響曲第7番」なのだけど、その昔 "FIRST CLASSICS" というレーベルから出ている非正規盤(いわゆる海賊盤)を聴いて、かなり<いい印象>を持っていて、タイミングを比べてみるとこれは正規盤(Orfeo盤)と同じ演奏だと思われるのだけれども(録音データは記載無し)、改めて聴いてみてびっくり。正規盤と音が全然違うのだ。この手の話には無頓着な私が聴いても全く違う。

     クリアでリアルで生々しく、そして迫力がある。これならば全くOKで、下に書いたような不満は感じない。ただ、会場のノイズ(ざわめき)が大きく入っていたり(これは正規盤では聞こえない)、バランスが良くなかったり(弦楽器が前面に出ている)、しかし音がガンガン飛んでくるので、全然気にならない。おそらく、<商品>としてリリースするには<問題有り>と判断して修正したのだろうか、こうまで印象が変わってしまうとは驚き。

     (改めて全曲聴いてみて)...まとまりということでは当然BPO盤(DG)なのだけれども、第3楽章の冒頭だって<合わせる>だけならいくらでも合わせられるだろうし、第4楽章の第1主題も相当にスリリング。決して予定調和でない、指揮者と演奏家によって正に<その場で>音楽が生まれている、そういった魅力がある。

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