日記

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  2007/01/31

    ■CD
     ラヴェル「マ・メール・ロワ」のピアノ連弾版(原曲)をP・ロジェ他のCDで。この曲はやっぱりオケ版の方がイイ。ラヴェルは最初っからオケに編曲することを考えていたのだろうか。

  2007/01/30

    ■ラヴェル:マ・メール・ロワ
     ジュリーニ指揮/バイエルン放送響による1979年のライブ録音(Profil)。組曲版。フランス音楽とかラヴェルとかではなくて、ゆったりとしたテンポでじっくりと(まったりと)気持ちを込めてメロディを歌っていく。もちろんオケは上手だし、冒頭からすぐに音楽の中に惹き込まれます。

    (★★★★★)

  2007/01/28 (2)

    ■NHK教育
     ブリテン&ピアーズのコンビを観ることができたのも嬉しかったけど、後半のヘフリガーによる「日本の歌」が素晴しかった。ご本人曰く「歌詞を自国語に訳して内容を理解すれば、外国人でも日本の歌を歌うことが出来る」...正にその通りで、「この道」に始まり「荒城の月」まで、ドイツ語で歌われたものの全く違和感なく、その音楽の心そのものを見事に表現していた様に感じる。「雪の降る町を」も、しんしんと降り積もる雪の情景が目に浮かぶようだった。

  2007/01/28 (1)

    ■外山雄三&東京都交響楽団
     新宿文化センターにて。客の年齢層は(相当)高目。

     前半は近藤嘉宏のピアノでチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」。この方、お名前は聞いた(見た)ことがあるのだけれど、なんとも心許ない演奏。指揮の外山さんはどう感じたのだろうか...演奏後、ソリストが何度かステージに呼び戻され、外山さんはずっとステージにおられたのだけれど、一度も拍手を送ることはなかった...。

     後半はダークダックス登場(これで客層のナゾが解ける)。ダークダックスの3名も外山さんも同世代(1930年代前半生まれ)。暗に教え諭されているような気持ちにもなり、また、こういった<歌>が心に染みるのも歳をとったせいか...。

     オケによるアンコールは「ラプソディ」から「八木節」。自作自演でした。

  2007/01/25

    ■ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
     I・ケルテス指揮/スイス・ロマンド管によるCD(Decca)。1962年録音。しかし、なぜにオケがスイス・ロマンド...VPOとは言わないけれど、ロンドン響とかの方が適切だったような。

     案の定、なんとなく非力感もあるけれども、大袈裟な身振りが無い、真っ当な音楽で、なかなかイイ。でも、まだ演奏がこなれていない、という印象もあるのだけど、これは逆に私の耳が汚れてしまっているのかも。

    (★★★★☆)

  2007/01/24

    ■ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
     K・テンシュテット指揮/ミュンヘン・フィルによるCD(Weitblick)。1975年の録音。オケとの組み合わせや曲目などで話題になったものだけど...悪くはないにしても、期待が大きすぎたかも。

     ライブではないのだけれども、演奏も録音もライブ的な<粗さ>を感じる。張り詰めたものが感じられない、どこか<異質>な印象を受けてしまう。かと言って、オケがことさら素晴らしいという印象も無くて(部分的には危なっかしいところも)、1975年というと作曲者が亡くなった年。まだ、ショスタコーヴィチの作品がソビエト国外で広く演奏された時代ではなかった、そういうこともあるのだろうか。

    (★★★☆☆)

  2007/01/23

    ■タワーへ
     新宿タワーへ。店内では今年のニューイヤー・コンサートのCD(メータ指揮)が流れてた。やはり、これは<鮮度>が重要でしょう。少し前にベスト・セラーとなったオザワ指揮のものも、今はどれだけ売れているのか。カラヤン、カルロスあたりは継続的に売れているだろうけど。ちなみに、今年のはDVD(映像)で観たほうが楽しいと思う。

  2007/01/22

    ■ラヴェル:マ・メール・ロワ
     原曲はピアノ連弾用の5曲から成る組曲。オーケストラ編曲版には、原曲をそのままオーケストレーションした<コンサート版>(演奏時間15分)と、バレエ用に間奏や新たな曲を付加した<バレエ版>(演奏時間30分弱)があります。

     若かりし頃は、バレエ版はどうも冗長な印象があったのだけど、最近では聴き慣れたせいかバレエ版でないと物足りなく感じる。付加された部分は他のメロディの流用だったりする部分も多く、ただ、私がこの曲を最初に聴いたE・アンセルメ&スイス・ロマンド管による録音(Decca)は両者の折衷版で、バレエ版の冒頭から「眠れる森の美女のパバーヌ」までを演奏して、以後は組曲版で演奏。結局、音楽的にはこれが一番なのかなという気も。

     この曲で一番印象に残ったのが終曲「妖精の園」のエンディング。打楽器やハープなどが鳴る煌びやかな音楽から、最後の伸ばされた和音で管・弦の音だけが残り、素晴らしい余韻を残していて、もしも大編成のオケだったらこの効果は出ないだろうし、また私のような凡人が編曲すれば、最後の音にも打楽器を加えて華やかな(しかしありがちな)エンディングにしてしまったに違いないと思うのだ。

  2007/01/21

    ■CD
     ロザンタール指揮/パリ・オペラ座管弦楽団によるラヴェルを何曲か聴く。録音は古いけれど(1950年代後半)「ボレロ」「…パヴァーヌ」など、ここで聴かれる<音>はとてつもなく魅力的。ちなみに、かのランパルが同じ時期に在籍していたはずだけれども、この録音でフルート吹いているのは...?

  2007/01/19

    ■CD
     私が持っているCD。K・ナガノ指揮/ロンドン交響楽団によるラヴェル作品集(ERATO)。1995年の発売で、収録曲は「スペイン狂詩曲」「優雅で感傷的なワルツ」「古風なメヌエット」「ラ・ヴァルス」の4曲。値段は2800円(税込)。当時ナガノは<売り出し中>だったろうか、「ボレロ」だけは1曲のみ収録されたCDとして別売りされていた。私は持ってないけど<今>だったらあり得ないだろう(絶対売れない)。

     そして今、上記5曲が収録されたCDが1050円で売られている。「ボレロ」を入れれば3分の1以下の値段になってしまっている。こうなるなら慌てて買わなければ良かった...しかし、廉価版で復活もせずにそのまま消えてゆく録音も多い。有名指揮者ならともかくK・ナガノ...ビミョーな線だ。現にナガノ指揮による、もう一枚のラヴェル作品集(オケはリヨン国立歌劇場管)は入手できるのだろうか。少なくともHMVのサイトでは見つけることが出来ない。

     リヨンとの録音(後者)は選曲が地味ということもあるが、個人的にはリヨン盤の方が気に入っている。木管楽器がイイし、それが「マ・メール・ロワ」「クープランの墓」に最高に生かされている。

  2007/01/17

    ■不祥事
     某洋菓子メーカーの不祥事。うちの奥さんは大きなショックを受けている。

     「もう少しでポイントが満点だったのに・・・」

     私で言えば、タワー・レコードが何の予告も無く営業を中止してしまったようなものか。

  2007/01/16

    ■新宿タワーへ
     いつもの<吹奏楽>コーナーへ行ってみると、そこはいつのまにか<オペラ>のコーナーになっていた。吹奏楽から撤退(それはないだろう)?...と見渡すと、従来の<オペラ>と<吹奏楽>の位置が入れ替わっている。理由は分からないけど、移動するのも大変だったろう。

     で、結局、例のクライバー&スカラ座の「オテロ」DVDとショスタコーヴィチの映画音楽「ハムレット」のナクソス盤を購入。偶然、シェイクスピア繋がり。

  2007/01/15

    ■レハール:金と銀
     バルビローリ指揮/ハレ管弦楽団によるCD(BBC)。1969年8月、プロムスのライブ録音。おそらくアンコールで演奏されたのだろうか。

     序奏とコーダをバッサリとカットして、例の有名なメロディから始まるのだが、バルビローリが何か合図したのか会場から笑い声が起き、そして観客がそのメロディをハミングで歌い出だす。たった数分間だけど、そこに現実から離れた<幸せな>時間が流れる。

    (★★★★★)

     ちなみに、カップリング(同じコンサート)の、超スローテンポで始まるJ・シュトラウス「トリッチ・トラッチ・ポルカ」の演奏中も、会場からひっきりなしに笑い声が沸き起こる。気になる...。

  2007/01/14

    ■小林研一郎&日本フィル
     サントリーホールにて。チャイコフスキー「…オネーギン」から「ポロネーズ」、シベリウス「ヴァイオリン協奏曲」(独奏:A・チョボタリョーワ)、チャイコフスキー「交響曲第5番」。

     前半の眠気が一気に吹き飛んだのが後半の「チャイ5」。コバケン氏の<十八番>なんですね。煽る所は思いっ切り煽り、歌うところはとことん歌い込む。表現の差が極端に大きい。とにかく面白いのは間違いなく、客席の大喝采も納得できます。氏の演奏だと、終楽章のややとってつけたようなコーダが、<カーテン・コール>のように聞こえるんですね...「会場の皆様、最後までお聴きいただきありがとうございました。お楽しみいただけたでしょうか。またお会いできる日を楽しみに...(♪ジャジャジャジャン!)」

     新年の挨拶と、退団される団員への花束贈呈があって、アンコールはブラームス「ハンガリー舞曲第5番」。

    (後半:★★★★★)

  2007/01/12

    ■ラヴェル:優雅で感傷的なワルツ
     マルティノン指揮/パリ管弦楽団によるCD(EMI)。フランス人指揮者によるフランス物というと<繊細な>というイメージがあるけど、この人の音楽はもっと大柄で力強く、決して表面的なものではない。オケの音も華やかさはあるにしても暗め。ブーレーズがミネラル・ウォーターなら、マルティノンは(得体の知れない)不純物がたっぷり入っている感じ。各ワルツの変化にも富んでいて、最後まで飽きません。

    (★★★★★)

  2007/01/11

    ■ベートーヴェン:交響曲第7番
     K・ベーム&VPOの1975年来日公演のDVD(NHK)。画質はあまり良くなくて、TV放映時の(?)テロップがそのまま入ってます。

     C・クライバーのようにひたすら躁状態ではなく、音楽に陰影・奥行きがあり、テンポは遅めだけれども、<巨匠>風な重苦しさは無い。動きは小さいけれども、棒はしっかりしていて力強さもある。ホルンも<咆え>ます。王道まっしぐらの演奏。本当に素晴しい

    (★★★★★)

  2007/01/10

    ■CD
     ツィメルマンのピアノ、P・ブーレーズ&ロンドン響によるラヴェル「左手のための協奏曲」。音だけ聴いていれば、これを<片手>で弾いているとは誰も気付かないだろう。演奏姿を見てビックリ...横溝正史の「悪魔が来たりて笛を吹く」はこれをヒントにしている...ということはないだろうけど。

     カップリングのクリーヴランド管を振った「優雅で感傷的なワルツ」。こちらは今一つ。アッサリとした曲作りだけど、音そのものに<華>が無いし、なんとも味気無い。

  2007/01/09

    ■ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
     ウエイン・マーシャルの指揮とピアノ。オケはオールボア交響楽団(Aalborg Symphony)。この曲も「のだめ…」で有名になった曲の1つ。グロフェのフル・オーケストラ版での演奏だけれども、オリジナル版のアイデアを入れていたり、オーケストレーションの変更や、カットも有り。

     マーシャルはラトル指揮のBPOとヴァルトビューネで共演していて(1995年)、そのときはオリジナル小編成版だったけど(カットは同じ場所)、このCDの演奏もオリジナル版の方が適しているのでは...と思うような小気味の良い演奏(オケは人数を絞っているか)。

     ただ、バーンスタインのような落ち着いた<オトナ>の雰囲気は無い。耳慣れている演奏とはちょっと違う、アドリブ的部分もあるけど崩しすぎてもいない。こういうのも悪くはないか。ちなみにオールボアはデンマークの都市です。

  2007/01/07

    ■DVD
     C・クライバー&スカラ座のヴェルディ「オテロ」がDVDでリリースされます。

     私はビデオ(VHS)を持っているのですが、見ものは(上記サイトのもあるように)第4幕の冒頭。指揮台に立ったものの、客席からひっきりなしに飛んでくる野次(罵声)になかなか指揮を始められないカルロス(カメラはカルロスを正面から映しています)。見ていてハラハラする光景です。

  2007/01/06

    ■CD
     引退前のJ・フルネ&東京都交響楽団フランス音楽集CD(fontec)。2000〜2004年のライブ録音。いずれもコンサートで繰り返し演奏してきた、お得意のレパートリー。眼を患ってから棒そのものは危なくなってきたものの、そこから出てくる<音>は格別のものがあり、収録曲の中では悠々たるテンポの「アルルの女」、「ダフニスとクロエ」が素晴しい。「ボレロ」はナマでは気にならないような細部(ほころび)がはっきりと聞こえてしまったり、CDとして聴くには今一つか。

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