日記

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  2005/09/14

    ■ドヴォルザーク:「謝肉祭」序曲
     P・ヤルヴィ指揮/ロイヤル・フィルのCD。「新世界」交響曲のカップリングです。あと1曲が「スケルツォ・カプリチオーソ」。

     こちらは普通に良い演奏です。若々しいエネルギー、迫力、勢いがあり、ホルン、トロンボーンもこれだけ吹いてくれれば気持ちいいです(吹いている方も?)。ただしサウンド的には派手派手で、中間部などもクーベリック盤のような素朴な味わいはありませんが、それを求めても仕様がないでしょう。

     少なくとも「スケルツォ…」とこの曲で十分300円の価値有り。個人的にはレギュラー・プライスでも納得できます。

    (★★★★☆)

  2005/09/13

    ■ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
     パーヴォ・ヤルヴィ指揮/ロイヤル・フィルのCD。地元の本屋で買った例の<300円CD>です。しかし演奏は結構<曲者>。「ありきたりの演奏はしないぞ」といった意欲が伝わってきます。

     それは特に前半2楽章に強くて、第2楽章はテンポが遅い、と言うかフレーズごとに大きな呼吸をするような感じで進めていきます。ただ、オケが今ひとつ付いてきていないような所もあり、冒頭の金管のコラールも間が持たない。第1楽章は提示部繰り返し有り。

     後半は割とフツーですが、終楽章のコーダでテーマが高らかに歌われる部分などはあまりにもさっぱりしすぎて(譜面通りと言われればそれまでだけど)、肩透かしを食らったような感じ。他の指揮者が大袈裟にやり過ぎてると言えばそうなんですが、では第1楽章の第2主題はなんであんなに大きな表情を付けていたのか...。なんだか、ちょっと勿体ない。

     オケはパーヴォの音楽に共感するというよりも「はいはい、分かりました」と、とりあえず言うことを聞いている感じ。「所詮駆け出しの若手指揮者だし、300円だし...いつも通りにやって早く切り上げない?」(←想像)

     最後の管楽器のハーモニーの延ばしも長くて、途中でフルートの音程がふらつく。「まだぁーー??(クルシイ!)」

     ...と、色々と面白いのですが、そこまでいじらなくてもという気もして、ひねたファン向きでしょうか。ちなみに、パーヴォはこの曲をシンシナティ響と再録音したようですので、そちらがどうなっているか興味あります。

    (★★★☆☆)

  2005/09/12

    ■ムソルグスキー:「禿山の一夜」
     デュトワ指揮/モントリオール響のCD(Decca)。本当に音がキレイ。単に<音色>というだけでなく、音が濁らずにハーモニーがハッキリと聞き取れる。この曲、以前所属していた吹奏楽団で演奏した経験があるのだけど、そんなの全く意識せずに吹きまくっていたような...反省(しても遅い)。

     一般的に演奏されるコルサコフ版、どうしても「温(ぬる)いなぁ」と感じることも多くて、結局スヴェトラーノフやライナーみたいに力技で一気に押し切るしかないようにも思っていたのだけれど、このデュトワの持って行き方もまた面白く感じます。

    (★★★★☆)

  2005/09/11 (3)

    ■N響アワー
     3月に亡くなられたG・ベルティーニ氏の特集。N響には1987年に客演。プログラムはマーラー「交響曲第3番」、ヴェルディ「レクイエム」、「ペトルーシュカ」&「ダフニスとクロエ」というものだったそうです。放送されたのは「ペトルーシュカ」の後半と、マーラーの終楽章。

     氏が最も深い関係にあった日本のオケは東京都交響楽団だったと思うのですが、(N響には)1度しか客演しておらず、また得意とするレパートリーが限られていたこともあって、一般のファンにはそれほど人気が高かったとは思えない方を特集してくれるとは、なんだか都響ファンのための番組だったようにも感じられました。

  2005/09/11 (2)

    ■ブーニン
     「題名のない音楽会」にピアニストのブーニンが出演していました。

     ショパン・コンクール優勝当時は、ほとんど<アイドル>的な人気があったものだけれども、今はどのようなポジションにいるのだろうか(こちら方面は詳しくないので...)。

     子供にピアノのレッスンをするという企画だったのですが、氏の言っていた「左手と右手が会話するように...」という感覚は、ピアノを弾けず、また常に右手・左手の組み合わせで1つの音を出す管楽器を演奏する人間には、どうもピンと来ない。と言うか、よくそんなことが出来るもんだと感心するしかないのだ。>ピアノ弾く人

  2005/09/11 (1)

    ■開票速報
     いつも不思議に思うのだけれども、どうして「開票率0%」で<当選確実>が出るのだろうか?そんなら選挙する必要そのものが無いような気もするのだが...。

  2005/09/09

    ■エルガー:行進曲「威風堂々」第1番
     この曲でもA・ボールト(&ロンドン・フィル)の演奏はストレートで、楽譜に指定してある "Allargando" "Animato" などの指示は殆ど意識していないようにイン・テンポで進み、<行進>曲という趣が強いです。トリオは演奏によってはニュアンスが様々ですが、ボールトは明るく前向き。ある意味<模範的>な名演奏でしょう。

    (★★★★★)

     G・シノーポリ(&フィルハーモニア管)のも面白いです。ボールトとは対照的に<コンサート>マーチ風、主部はより速く、トリオはテンポを落として、じっくりと<歌う>。決め所の打楽器(ティンパニ)も気持ちよく決まってます。

    (★★★★☆)

  2005/09/08

    ■ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡組曲(オケ版)
     大御所、A・ボールト指揮/ロンドン交響楽団の録音(EMI)は、マリナーに比べると素朴で朴訥とした味わいがあります。第1、3楽章中間部の繰り返しをカットしているので演奏時間は短くなっています。この2つの楽章は「行進曲」なんですが、テンポはかなり揺れて、何となく気まぐれな感じがして、第3楽章の最後はフェネル氏などは大きくテンポを落とすのですが、ボールトはむしろテンポを速めていって一気に終ります(マリナーはイン・テンポ)。

    (★★★★☆)

  2005/09/07

    ■ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡組曲(ジェイコブ編)
     N・マリナー指揮/アカデミー管によるCD(Decca)。1980年録音。吹奏楽ではおなじみ「イギ民」のオケ版です。編曲者のジェイコブはホルストの2つの組曲もオーケストレーションしてます。

     コルネットのソロはほとんどクラリネットが演奏していて、第2楽章のソロはオーボエに。響きはスッキリとしていて、原曲では聞き取れないような対旋律などもクリアに浮かび上がってきます。打楽器はかなり控え目に加わってます。

     マリナーの演奏はすごくキレイな透明感のある響きで、弦の人数は少ないんでしょうか、管がかなり前面に聞こえてきます。指揮者が色々とやろうとしていることが今一つ浸透していないような感じもしますが、騒々しさが無くて意外と原曲よりも聴き易いかもしれません。

    (★★★★☆)

  2005/09/06

    ■発見
     地元の書店でついに見つけました、「ロイヤル・フィルハーモニック・コレクション」CD。値段は1枚300円也!!

     演奏はもちろんロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団。指揮者は様々ですが、シモノフ、マッケラスといった<大物>も含まれています。で、シモノフ指揮のストラヴィンスキー「春の祭典」「火の鳥」、P・ヤルヴィ指揮の「新世界より」他の2枚を購入。それでも600円(+消費税)。安い!!

     もちろんケース入り、印刷もキレイで解説付き。これ、原価だけでも300円かかっているのでは??...こうなると、1枚3000円近くする国内盤CDって、どこにお金が流れてるんでしょう。

  2005/09/05

    ■送別会
     まもなく定年退職される方の送別会。今回は幹事だったので段取りとか準備が結構たいへんだった。会社員をやっていれば、決して本意でない事も多かったろうけれども、粛々と職務をこなして卒業されていくのは、これは立派であると思う。

     久々にバルビローリ&フィルハーモニア管エルガー「威風堂々第1番」を聴いた。吹奏楽でもよく演奏される曲だけれど、第1主題(特に最初の2つの8分音符)の響きはやはり弦には敵わない。有名なトリオは何とも<味がある>としか言いようがない演奏。

  2005/09/04

    ■豪雨
     外出しての帰り、夜の10時頃N駅に着いたら大雨。同じ区の一部地域では川が溢れて避難した人も出たらしい。我が家周辺は無事だったけれども、ずぶ濡れになって帰宅。

  2005/09/03

    ■前売り開始
     ラトル&ベルリン・フィル来日公演の前売り開始。一応チャレンジしてみたけれど、やぱっりダメ。今回は東京で2公演しかないのだ。

     正直、私は<ラトルが>聴きたいのであって、別にBPOでなくてもいい、バーミンガム市響でも全く問題無し。BPOなんか誰が振ったってお客さんは入るんだから、ここは他の指揮者に任せて別のオケと来日してくれないものかしら。>ラトルさん

  2005/09/02

    ■クラシック好き
     社内他事業部のKさんと打ち合わせが終わった後...、

     K「Sさん、クラシックお好きですよね?」
     私「ええ。どうして分かります?」
     K「この前、新宿のタワーで見かけましたよ」
     私「...」
     K「私もクラシックが好きでよく行くんですよ(笑)」

     教訓...誰がどこで見ているか分からない。まさか、このページは見てないですよね。>Kさん

  2005/09/01

    ■ハチャトゥリアン:レズギンカ
     久しぶりにチェクナヴォリアン&アルメニア・フィルのCD(ASV)を聴いてみたら、確かに粗いにしても、この<熱血>演奏はかなり魅力的で、このコンビの人気が出た理由が分かります。

     作曲者自身の指揮による演奏ではウィーン・フィルとの録音(Decca)が有名ですが、ソビエト国立響とのライブ録音(BMG)がさらに熱く、相当スリリングな演奏です。後半でピッコロの指がもつれて落ちてしまっていますが、これは見なかったことにします。

     「レズギンカ」というと、やはりフェドセーエフ&モスクワ放送響の来日公演でのアンコールが語り草となっていますが、同じコンビの録音(Musica)はやや大人しく、ドラム奏者は暴れたいのを必死に抑えているような感じ(それでも相当好き勝手やってますが)。途中、1回ディミヌエンドしてからクレッシェンドするやり方は独特です。

     上記3つとも最後の3連符で下降上昇するトランペット、頑張ってます。

     これらの演奏の後でシェルヘン&ウィーン国立歌劇場の録音を聴くと、全く別の意味でスリリングです。当時<西側>ではあまり演奏されなかった曲だったんでしょうね。ちなみに「剣の舞」はさらにスリリング。

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