| 日記 |
▼ここに書かれている内容は、あくまで私個人が感じたことなどです。 |
| 2004/03/20 (2) |
そして、そのオーラが私に乗り移ったのか(←言い訳)、ズボンのポケットに入れていた携帯電話が床に落ちて派手な音を立ててしまったのです。触ってもいなかったのに...。ご迷惑をおかけしました。>回りの方々 自宅へ帰って調べてみると、一部が欠けていて充電器にセット出来ない状態になっていました。やむなく駅の反対側の携帯ショップへ持って行き、修理を依頼。全治1週間。 その場で、すぐに代替機を用意してくれたのは嬉しかったのだけど、元の携帯からPCでデータを抜き取り(途中フロッピーを差し替えていたのが気になる)、別の携帯に移しかえるとそれで「代替機=複製(クローン)」が出来上がり。 一旦PCを経由しているので、そこに私の携帯の個人データが蓄積される可能性はある。当然、不正は出来ないような仕組みになっているだろうし、係の女の子もそこまで出来るようには見えなかったので大丈夫とは思うけれども、しかし、あっさりと「クローン」が出来てしまうのは事実で、ちょっとオソロシイ気がした。 |
| 2004/03/20 (1) |
協奏曲でソロを弾いた神尾真由子さんに尽きます。テクニックや自分の存在を声高に主張するだけの演奏とは全く違う、音楽のニュアンスの美しさ。導入に続くソロの入りから弱音で奏される第1主題、ここから一気に聴き手に耳を捉え、技巧的な部分でも常に余裕を感じさせます。素晴しい!また聴きたいです。で、プロフィール見たら1986年生まれ。まだ10代。才能あるところにはあるものです。 その後の交響曲は霞んでしまいましたが、ビブラートかけて吹くトランペットに違和感を感じました。無理やり「スタイル」を作っているような...。アンコールの「ポロネーズ」は先日のロンドン響の演奏がまだ頭に残っているので、かなり部が悪いです。 (★★★☆☆/コンチェルト:★★★★★) で、この日は色々ありました。...続く。 |
| 2004/03/19 |
「死者の家」は始めて聴きました。題名から陰鬱な曲想を予想していたのですが、そんなことは全くなく、この作曲家らしい力強く美しい音楽で、鎖などの打楽器の効果も面白かったです。バス・トランペット奏者がユーフォニアムを持ち替えで演奏していました。サン=サーンスは、ヴァイオリンのカントロフは素晴しかったのですが、オケは色彩感に欠け平版な印象。 ドヴォルザークは熱の入った力演で楽しめました。ただ、あちらこちらでアンサンブルがばらけたり(第3楽章の出だしとか)、かなり雑に感じる部分もありました。棒にもよるのでしょうが、オケがこの曲を演奏し慣れていないと言うことも大きいかもしれません。 ちなみに、会場ロビーで「砂の器」のサントラ売ってました。日フィルが演奏してたんですね。 (★★★★☆/コンチェルト:★★★☆☆) |
| 2004/03/18 |
「原典版」による演奏とのことで、終楽章コーダが第1楽章と同じ物に挿し替えられています。また終楽章に大きなカットがありますが、これが版によるものなのか、指揮者の判断によるものかは不明。 第3楽章までは割と冷静に聴くことが出来ます。しかし、終楽章に入るととんでもないことになります。指揮者の声が聞こえてくるのですが、旋律を一緒に歌うのでも、オケに気合を入れるのでもない、何かに取り憑かれている様な唸(うな)り声。それがオケに乗り移ったのか、テンションが一気に上がり、猛突進を開始。低弦、打楽器の迫力は尋常ではなく、それらが全速力でこちらに向かってきます。 そしてコーダへ入ると、抑制されていたものが全て解き放たれ(感情的にも音量的にも)、ここで聴き手は指揮者、オケと一緒に涙を流すしかありません。 唖然・呆然のエンディング。第1楽章同様「通常版」にはない銅鑼がガンガン鳴り響く。そしてMVPはティンパニ奏者か。半端ではありません。この演奏に比べれば他の録音はあくまで「参考音源」。聴くべし! (★★★★★) |
| 2004/03/18 |
前回、シベリウスの第2番などを聴いた時はあまり強い印象は無かったのですが、今日は大変満足。久々に「一流」の演奏を聴いた気がします。行ってよかった。 よく言われる「中庸」「紳士的」「平穏」...確かにそうかもしれないけれど、それは非常に高いレベルでの話で、それに観客を前にしたライブならではの熱気が加わって素晴らしい演奏になりました。何とも暖かなサウンド、決して品を失わない音楽。そして、どの曲でも(例え伴奏であっても)本当に真摯に指揮(音楽)をしている。 オーケストラはコンサート・マスターが中心にグイグイ引っ張っていき、「この指揮者のために」という気持ちが伝わってきます。そして、豊かな音で鳴り切り、特に金管楽器は弱音から強奏まで、安定感抜群の素晴らしい演奏でした。(ブリテン2曲目のホルンが惜しかった) (★★★★★) しかし...いるんですよねぇ、こういう人が。アンコールの「ニムロッド」(本当に感動的な演奏)、消え入るように曲が終わった、その余韻の静寂の中で...「ブラヴォォォォ!!」。デイヴィス氏はコンサートマスターと顔を見合わせ首を振りながら、まさに「(苦笑)」という感じでした。 |
| 2004/03/16 |
この曲を初演したのがムラヴィンスキーなのですが(何となくミスマッチな気がしますが)、なんとその初演時のライヴ録音が発売になるとのことです。オケはソビエト国立響。1947年モスクワでの録音。超注目です。 曲が曲だけに心配なのは録音の状態ですが、今回は「試聴」してから買います。 |
| 2004/03/15 |
ご存知の方も多いと思いますが、この日テンシュテットの代役としてコンサートを指揮した後、コンドラシンはホテルの部屋で発作を起こし、翌日亡くなっているところを発見されています。正に「最後の演奏会」なのです。海賊盤としては以前に発売されていましたが、今ではおそらく入手は困難。今回は正規盤としての発売で、値段も安いので嬉しいです。 もう一つ注目しているのは、ケルテス指揮によるドヴォルザーク「スラヴ舞曲」全曲です。ドヴォルザークの交響曲全曲や管弦楽曲は録音していたケルテス。スラヴ舞曲も何曲かはイスラエル・フィルとスタジオ録音していますが、全曲版は嬉しいリリースです。 |
| 2004/03/14 (2) |
司会の若村麻由美さん(@新婚)のコメントの通り、正に「この方のこれまでの人生を感じさせるような演奏」だったと思います。 |
| 2004/03/14 (1) |
ピアノ協奏曲「宿命」のリハーサル風景が映りましたが、ずいぶん小編成ですね。弦バスが3本でした。「室内オケ」に近いです。でも、曲想からいけばフル編成の大オーケストラですよね。本番のシーンでは人数増えるのかしら。 |
| 2004/03/13 |
ピアノなら鍵盤押さえれば必ずその音が出ますけれども、管楽器(特に金管)はそうはいかず、ブレス(息)、唇などの微妙な調整が必要だと思うんですが...まさか、格好だけの「吹き真似」ロボットなら簡単に作れますから、やっぱりそこまで出来ているということなんでしょうね。(スゴイ) オーケストラを指揮するロボット...これも意外と<らしい>指揮姿で面白かったです。コンサートマスターのコメント...「何度やり直しても、絶対にテンポが変わらないのが素晴らしいです」 |
| 2004/03/12 |
一般区民を対象にした「名曲コンサート」(全席完売)。プログラムは「フィンランディア」、ブルッフ「ヴァイオリン協奏曲」、「展覧会の絵」。一般的には千住さんなんでしょうが、私的にはやはり松沼さんがメイン。 正直、オケの反応が悪いような、<言うことを聞かない>という感じか...なんだか、もどかしかったです。 その中で「フィンランディア」後半の追い込みは素晴しかったし、「展覧会…」は途中ずいぶん駆け足だったように感じますが、「ババ・ヤーガ」の躍動感、「キエフ…」のラストもしっかり盛り上がって終わりました。 終演後、楽屋へお邪魔しましたが、大変な笑顔でした。もっと大きなコンサートで指揮される日が来ることを楽しみにしています。以前お世話になった事務局のKさんにもご挨拶。 (★★★☆☆) |
| 2004/03/11 |
指揮をしている石井真木氏は先日亡くなられました。演奏している新星日本交響楽団も今はありません。また「日本の太鼓」で友情出演している顔ぶれには故黛敏郎氏の顔も見られます。思い切りセピア色の「回顧モード」。もちろん、伊福部先生はまだご健在です。 石井氏は指揮は本職ではなく、また師の作品を本人の前で演奏するということもあってか、(インタビューでも述べていたように)テンポ設定などをできる限り指定に忠実と気を使っておられたようで、「タプカーラ」第1楽章序奏や第2楽章などは非常に遅い演奏で、聴きものだと思います。テンポの速い部分での燃焼度は今一つかしら。 伊福部氏へのインタビューや、「日本の太鼓」での指揮(微妙な溜め)など、見所が多いです。という訳で、5月31日の「卆寿記念コンサート」のチケット買いました。きっと、ご本人も会場にいらっしゃいますよね。 |
| 2004/03/10 |
この曲、「交響曲」というタイトルだけれども、番号付き6曲の交響曲とは別の路線の曲と考えていいでしょう。作曲者自身、あまり上出来の曲とは思っていなかったらしく改訂も考えていたそうです。 終楽章終結部を別の形に置き換えて演奏されたり(いわゆる「原典版」)、カットが加えられることも多いですが、このオーマンディ盤はカット無しの「完全全曲盤」。ただしスコアには手が加えられていて、終楽章などでは木管パートが金管で補強されています。(これは他の指揮者もやっている) 第1楽章はちょっと食い足りない気もしましたが、第2楽章はこのオケのテクニックの素晴らしさが際立ちます。かと言って木管の速いパッセージなど、決してメカニカルになっていない所が素晴らしく、エンディングのヴァイオリン・ソロの駆け上がる音形など、見事に演奏されています。 次いで第4楽章。オーケストラのサウンドで最後まで一気に持って行きます。オルガンが入ってから後の終結部も妙に深刻ぶっていない所がいいです。 元々大袈裟に書かれている音楽なので、それに輪をかけた演出を加える演奏には正直辟易します。そういう面でオーマンディは余計なことはせずに堂々と、むしろ響きの美しさを前面に出しており、非常に楽しめた演奏です。ただ、スヴェトラーノフ、フェドセーエフ等々、他に素晴らしい録音も多いので...。 (★★★★☆) |
| 2004/03/09 |
曲にどっぷりのめり込むのではなく、一歩離れた所から冷静に眺めた演奏といえるでしょうか。それでも極めて面白い演奏だと思います。 マーラーのスコアに書かれた音(対位法的な横のライン)が実にはっきりと聴き取れて、それだけで聴いていて楽しくなってしまう。第1楽章展開部のチェロの最弱音ポルタメント、第3楽章でカノンの各パートの入りにつけられたニュアンス、中間部の霧がかかったような雰囲気。とにかく最後まで一気に聴き通してしまいました。 「細かいことはどうでもいい!雰囲気濃厚の音楽に浸りきった爆演を聴きたい!!」(こういうのもアリと思いますが)...という人には向かないかもしれませんが。 (★★★★★) |
| 2004/03/08 |
アーノンクール指揮のバルトーク「弦チェレ」新譜...欲しいんだけれども自粛する(最近CDの置き場所が無くなってきて、冷たい目で見られているので)。まあ、これは当分廃盤にはならないでしょう(で、結局買うつもり)。 その代わり(?)、ヴァイル指揮のハイドン「ハルモニー・ミサ」他(SONY)を購入。「ミサ」は最近聴き始めたのだけれども、やっぱりハイドンは面白い。ガーディナー盤も聴いてみたいのだが、こちらは自粛。 奥さんから携帯に電話...「帰りにネギ買ってきて」。 で、駅近くのスーパーSへ寄る。意外に多かったです、スーツ姿で、おそらく会社帰りであろう男性の姿。年齢層も様々。備え付けのカゴぶら下げて食材などを物色しています...「おお、同志よ!」 |
| 2004/03/07 |
児玉さん、基本的に劇場(伴奏?)指揮者なのか。1人でステージに登場すると何となく居心地が悪そうだし、曲が終わってお客さんが拍手しているのに礼もしないで引っ込んでしまったり。ただ「ラ・ボエーム」第1幕後半などの選曲はこの方ならではでしょうし、レハールのアリアなど、選曲的にはよかったです。 ただ、あくまで「チャリティー」コンサートということで、「コンサート」としての魅力は(今回は)今一つだったように感じます。やはりお客さんが来てくれなければ、本来の(チャリティー/支援としての)目的も達せられませんし、この内容だと、一般の音楽ファンはなかなか足を運んでくれないような気がします。前回はボッセさんだったんですが...。 (★★★☆☆) |
| 2004/03/06 |
ところでTV中継で解説していた中畑氏。現役の頃の「ゼッコーチョーッ!」的なノリ先行のイメージが私の中には強かったんですが、非常にしっかりしていて意外でした。将来、G中畑監督もあり得るかもしれません。 |
| 2004/03/05 |
1929年生まれ、70台半ばにして立派。「教授」と呼びたくなるような風貌。音もテクニックも素晴しかったですが、中でも最初とアンコールのバッハが最高でした。 「年輪」というか、なんとも言えない味わいが深さがあります。バッハの音楽そのものが、演奏者の音楽性を(人柄をも)すべて受け入れるような<器の大きさ>があるんでしょう。ドップラーではそうは行きません。 知り合いから買った(買わされた?)チケットでしたが、行ってよかったです。久しぶりにいい音楽を聞きました。 (バッハ:★★★★★) |
| 2004/03/04 |
「眠り…」については、正直全曲続けて聴くのはツライけど、かと言って「組曲」では寂しすぎるので、ハイライト版が一番いいです。で、このオーマンディ盤はトータル1時間弱、有名所はキッチリ押さえられていて、選曲的に申し分なし。 オーマンディ、3大バレエではこの「眠り…」が一番ピッタリ合っているように思います。豊かでゴージャスなサウンド、音楽にスケール感がありますし、他の曲ではどうしても指揮者・オケが前面に出てしまうように感じますが、ここではそのキャラが曲とピッタリマッチしています。 所々スコアには手を入れていて、例えば「バラのアダージオ」の最後の方でトランペットがいきなりハイ・トーン出したり、「ワルツ」の最後の音を伸ばすのはストコフスキーも同じことやってました。 これはハイライト盤としてオススメ。 (★★★★★) |
| 2004/03/03 |
50分弱のハイライト。LP両面分を意識して抜粋されたのでしょうが、「松林の情景」も入った選曲はGOODです。ちなみに「くるみ割り…」は最低ハイライト盤で聴かないと、その魅力は半分も伝わらないと思います。 ゆっくり目のテンポの「小序曲」で始まりますが、軽快さは薄くなるかもしれないけれど、弦楽器の16分音符のパッセージがキッチリと弾きこなされています。オーマンディはヴァイオリン奏者だったそうですから、演奏する側の事情も十分に考えているんでしょう。 その他の曲でも<流して>しまいそうな細かいパッセージがおざなりになっていません。オケの技術だけでなく、指揮者のテンポ設定の上手さもあると思います。 その後、軽快な「行進曲」から、短い舞曲の数々。ここは文句を付ける所もありません。 「雪片のワルツ」では合唱パートをトランペット(コルネット?)のデュエットで演奏しています(とっても上手い!)。ただ、原曲を聴き慣れていると、やや違和感があるのも事実。 でも、結局は「フィラデルフィア(オーマンディ)」サウンドを楽しむものでしょう。そういう意味で「花のワルツ」は、1オクターヴ上げて演奏されるヴァイオリンなど、弦楽器の魅力が堪能できる最高の演奏だと思います。 (★★★★☆) |