日記

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  ▼ここに書かれている内容は、あくまで私個人が感じたことなどです。

  2004/02/29

    ■砂の器
     ついに「本浦千代吉」の名前が出てきましたね。「あのモトウラ...(アカデミー賞が気になるなぁ)」(by 今西)と言うからには「有名な人」なのでしょうか。ここらが「宿命」に絡んできそうですが、単に(和賀が)「犯罪者の息子」というのでは、ちょっと弱い気もします。

     ところで、交響曲の作曲は進んでいますでしょうか?それと、放送直後に他局のバラエティに出てフザケるのは、ちょっとどうかと思いますが。>和賀英良

  2004/02/26

    ■チケット代
     今年の秋、ラトル&ベルリン・フィルが来日しますが、オーケストラ公演のチケット、S席(最高席)が 39,000円だそうです。で、オペラ(「フィデリオ」)が 80,000円。

     これ、高いですよね。「いや、そんなことはない」...そう言う人もいるかもしれませんけれども、少なくとも私の感覚では高いです。嗚呼...これでも売り切れるんでしょうか。

     なんとかしてよ>ラトルさん。でも、ここは自分の手の届かない領域なのでしょうねぇ。

     ちなみにパヴァロッティのリサイタルが85,000円。まあ、こちらは<最後>だし、<縁起物>として何となく納得できてしまうような気がします。(でも買わないけど)

  2004/02/25

    ■三善館長、辞意表明
     http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040225ic08.htm

     東京文化会館の三善晃館長が、都知事の文化行政に抗議して、辞意を表明したそうです。(以下引用)
     三善氏は96年10月、同館長に就任。音大の学生オーケストラを集めた催しなど、独自の企画を発信してきた。だが、石原都政の下、職員のリストラや自主事業の予算削減が進む一方、昨年7月には指揮者の小沢征爾氏を音楽監督に迎える新企画「東京のオペラの森」が三善氏の知らぬ間に決定。その初回公演(来年3月)のため、同館で予定されていた催しを急きょ断るなどの混乱が起きた。
     「やり方に矛盾を感じる」という三善氏の言葉に、全く同意します。

     例えば都響の問題にしても、「都の財政が苦しいから」という所は分からないでもない(ある意味やむを得ないと思う)。しかし、その半面で人気指揮者を立てた企画を<打ち上げ花火>的に行なうというのは(これは相当な予算を食うでしょう)、三善氏をはじめ地道に活動を行なってきた人たちには「なんで?」という思いだろうし、私も1ファン/都民として全く納得がいきません。

     「●国人」「ば●ぁ」発言などよりも、こちらを問題にしてほしい。

  2004/02/24

    ■470万人、さらに100万人
     http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040225it01.htm

     しばらく前のこと、平日の昼間、私が会社へ行っているときに、私宛に自宅へ電話がかかってきたそうだ。奥さんが出ていろいろと話をしたらしいのだが、内容がさっぱり理解できず、かといって、私宛の電話なので無下に切ることもできず、「無料だから」ということで、先方が何かを送ることを了解したらしい。

     で、送られて来たのがADSLモデム。私はすでにニフティで加入しているので全くの不要のもの。私の奥さんはネットについては全くのド素人なので、相手の言っていたことが理解出来なかったのはもっともな話。

     添付された書類を読むと「電話で了解いただけた方に送っています」「XX日以内に返送されない場合は契約したとみなします」等々...冗談じゃない、と当然即座に送り返した。(何も分からずに放置しておく人もいるだろう)

     ...入手経路はいざ知らず、私の個人情報を先方が持っていた(いる)のは事実。ということは、<470万人分(+100万人分)>の中に私の情報が入っていた可能性もあるとういうことか。しかし、今回の件に限らず、基本的に「情報は漏れる」と考えておくべきでしょう。

     駅前で若い男女が動物のぬいぐるみ(とモデム)の入った紙袋を押しつけて「可愛がってください!」「無料です!」...どう見ても<個人情報>なんて気にするような顔はしていないよなぁ...。

  2004/02/23

    ■チャイコフスキー:交響曲第5番
     E・オーマンディ指揮/フィラデルフィア管のCD(BMG)。

     ひたすらオーケストラを豊かに美しく鳴らした演奏。弱音部での内側に向かうような繊細さよりは、ひたすら外向的な音楽です。終楽章の腰を落ちつけたテンポと表現は、勢いだけでスッ飛ばす演奏には無い<貫禄>が感じられます。さらにコーダなども含めて朗々と鳴らされる金管楽器は、決して欲求不満に陥ることがありません。

     どれか一つ、と言われればこれは取らないかもしれないけれど、かと言って「外面的」「中身が無い」と片付けるのではなく、こういう演奏を楽しむのも十分<あり>でしょう。

    (★★★★☆)

  2004/02/22

    ■砂の器
     「砂の器」...ようやく話が動き出して面白くなってきました。和賀も一生懸命スコアを書いていました。ただ、時代設定も違う、「宿命」の内容も違う(らしい)中で、どうやって話をまとめるのでしょうか。ちょっと楽しみ(&不安)です。

     でも、今西&吉岡の刑事コンビ。「熱演」というえばそうなんでしょうが、ちょっと重いというか、チカラ入り過ぎでは...映画版では丹波(@大霊界)&森田(@青春)の、どこか醒めた、ビジネス・ライクに距離感を置いたスタンスが、メインのドラマを際立たせていたように感じます。

     ところで、前回もそうですが、バックに流れるエルガー「チェロ協奏曲」が、すごくいい雰囲気出していました。イイ曲です!

  2004/02/19

    ■ムソルグスキー(ストコフスキー編):組曲「展覧会の絵」
     ナッセン指揮/クリーヴランド管弦楽団によるCD(DG)。1995年録音。ナッセンは作曲家としても活躍されている方です。

     ストコフスキー自身の指揮による録音(Decca)から「濃厚さ」「おどろおどろしさ」「胡散臭さ」などの<雰囲気>を一切取り除いたような演奏で、それを徹底しているところで、この演奏の価値は大きいと思います。(中途半端にウケを狙っていない)

     オケがクリーヴランド管というのも大きいです。楽譜をキッチリと「音楽」にしていますし、難しい部分でも技術的な困難さというのを感じさせないので、聴き手はひたすら音楽に集中できます。本当に上手いオケだと思いますし、ナッセンのアプローチにピッタリです。これがシカゴ響あたりだったら、もっと派手な外面的効果が前面に出てしまうかもしれません。

     純粋に「展覧会の絵」のオーケストラ版として、なかなか楽しめます。また、こういう演奏を聴くことによって、指揮者ストコフスキーの(ある意味)偉大さも見えてくるようにも思います。

    (★★★★☆)

  2004/02/17

    ■ビデオを観る
     日曜日に録画しておいたビデオを観た。

     フルネ&チェコ・フィルの来日公演...フルネさん、とりあえず大丈夫そうで安心しました。この前に都響を振ったときは本当にどうなるかと思ったものです。もちろん動きは小さいんですけれども、90歳を越えて、あれだけしっかりした<力>を感じさせるのは、本当に立派です。4月の来日を楽しみにしています。

     「砂の器」...ランパル先生優先で1回分飛ばしてしまったんですけれども、全く気にならなかったのはストーリー展開が遅いから?それにしても、和賀英良、婚約会見をTVでやるほどの人気ピアニスト/作曲家の割には、顔も隠さず、しょっちゅうフラフラ出歩いているよなぁ。それと、たまには自作以外の曲を練習しているところも見てみたいもんです。

  2004/02/16

    ■ショスタコーヴィチ:交響曲第15番
     ケーゲル指揮/ライプチヒ放送響によるCD(Weitblick)。1972年のライブ録音。息子マクシムによるモスクワでの世界初演から、わずか半年後の演奏。ちなみに、同じ年に来日したロジェストヴェンスキー&モスクワ放送響によって本邦初演されています。

     第1楽章、ユーモラスな音楽として描かれることも多いのですが、この演奏は曲が進むにつれて次第に目が釣りあがり、異様な雰囲気に満ちてきます。最後の方に現れる木管楽器によるカノンも、口から唾を飛ばしてまくし立てる、尋常ではありません。

     第2、第4楽章中間のクライマックスもすごい迫力ですが、しかし、第4楽章コーダの前あたりから、急にフーっと力が抜けていく。これも極めて不気味。これは「死」なのか...安らかなものではなくて、相当に恐ろしい。狂気の行きつく先の真っ白な世界のようでもあります。

     オケが非力なのがつくづく残念。

    (それでも:★★★★★)

  2004/02/15

    ■N響アワー(1週間遅れ)
     ビデオ録画にて。まず、なんと言っても、ハチャトゥリアン「フルート協奏曲」の映像が貴重です。指揮は岩城宏之さん。

     ご存知の方も多いと思いますが、この曲はランパル氏がハチャトゥリアンに<協奏曲>の作曲を依頼したものの断られ、そのときに「オレの『ヴァイオリン協奏曲』をフルートで吹いたらどうよ」と言われて編曲したものです。後にいろいろなフルーティストが演奏するようになりましたが、最初に演奏(初演)したのは当然ランパル氏です。

     そして、その後に流れた69歳のランパル氏が、ビゼー「メヌエット」(「アルルの女」から)、グルック「精霊の踊り」を演奏する映像。これらの、フルート吹きなら誰でも演奏したことがあるであろう、初級者向けの曲を(私だって吹けるよ)、本当に慈しむように演奏する姿(しかもビゼーは譜面を見ながら)。ああ、自分がその年齢になって、こういう風に音楽に、楽器に向きあっていることが出来るだろうか...いや、そうありたいと、心から思いました。

  2004/02/13

    ■デプリースト&東京都交響楽団
     サントリーホールにて。モーツァルト「ピアノ協奏曲第25番」、ショスタコーヴィチ「交響曲第10番」

     ショスタコーヴィチ...例えばフェドセーエフのように、個人(人間)の感情を吐露したような音楽ではなく、<闘い>の音楽のように感じた。

     第1楽章展開部や第2楽章、圧倒的な<力>が膨れ上がり襲い掛かってくる。あるいはフィナーレの、人を食ったような舞曲。その中で個人はあまりにデリケートであるが、かといって押しつぶされてしまうひ弱さはない。終楽章の最後、<主人公>のテーマ(D−E♭−C−H)が繰り返し主張されるけれども、<勝利>のカタルシスはなく、決着は全くついていないのだ。

     低音による冒頭から、弦楽器がキレイな音ではなく、弓を弦に押し付けるようなゴリゴリとしたサウンドをしていたのが印象的。第2楽章の冒頭はすごい迫力でした。

     モーツァルト(ピアノ:リフシッツ)は、現代風の自作の(?)カデンツァを弾いていたり、オケと一緒にベース・ラインを弾いたりしていたのが面白かったけれど、アンコールのバッハ(平均律曲集より)が一番よかったかな。

     しかし、本当に今後が楽しみな指揮者です。

    (ショスタコ:★★★★★)

  2004/02/12

    ■試聴
     新宿タワーへ。

     先日買ってしまったムラヴィンスキーの音質極悪ライブ盤、なんと「試聴コーナー」に置いてありました。試しに聴いてみると...やっぱり酷い。まあ、「試聴」しなかった私が悪いと、そういうことですね(泣)。興味のある方は是非「試聴」してみてください。チャイコフスキーの第3、4楽章あたりから聴くと good です。

     Virgin から廉価盤で出たM・コルボ指揮バッハ「ロ短調ミサ」を購入。帰宅後前半(「ミサ」)のみ聴きましたが、これは大当たりでした。 しかしこの曲、冒頭の「キリエ!」が鳴り響いた瞬間、思わず跪(ひざまづ)いて「ゴメンナサイ」と懺悔したくなる、ほとんど<神懸かった>迫力があります。バッハ偉大なり...。

  2004/02/11

    ■小林研一郎&読売日響
     オーチャードホールにて。今日は「建国記念の日」、渋谷駅前は右・左、いろんな団体が騒々しかったです。

     プログラムはオペラのアリアなどと、「マイスタージンガー」前奏曲、「展覧会の絵」、アンコールに「乾杯の歌」。司会は漫画家の里中満知子さん。里中さんの「マンガ名作オペラ」という本の「刊行記念演奏会」だそうですが、演奏会の内容は、ちゃんとした立派なものでした。

     ただ、演奏そのものは...1曲目「椿姫」前奏曲から、こちらに音が飛んでこないような、<大人しい>印象があったのは、ホールのせいもあるのでしょうか。もっと<泣き>を入れた、情感タップリの演奏を期待していたんですが...(コバケン氏だし)。

     「展覧会の絵」も、ただ漫然と音が鳴っているだけで、確かにエンディングなどは迫力ありましたけれども、ここはどう転んでも盛り上がるでしょう(だからこの曲、よく演奏されるんでしょうが)。

     演奏的には不完全燃焼気味でしたが、コバケンさんが言っていた、こんな言葉が印象に残りました。

     (観客に)「演奏者は拍手を沢山もらえると、頑張って、いい演奏をするもんです。だから、皆さんもいい演奏が聴きたかったら、遠慮せずにいっぱい拍手してください」

    (意外とフツウでした:★★★☆☆)

  2004/02/10

    ■大植英次
     BJ誌最新号に、指揮者の大植英次氏(@大阪フィル音楽監督)が地元中学校の吹奏楽部を指導して回っているという記事が出ていました。

     駆け出しの指揮者ならともかく、なんてったって(来年「バイロイト」で指揮もするという)<世界の>オオウエですから。羨ましい話です。>中学生たち

     しかし、朝比奈さんが亡くなった時はどうなるかと思いましたが、本当に素晴しい人を見つけてきたもんだと思います。>大フィル

  2004/02/09

    ■広上淳一&新日本フィル
     サントリーホールにて。「ウィリアム・テル」序曲、ディーリアス「ヴァイオリン協奏曲」、ショスタコーヴィチ「交響曲第15番」

     広上さんの指揮は、まず「見ていて」面白いです。第1楽章のガラクタをひっくり返したような音楽や、第3楽章の跳ね回るような曲想はピッタリだと思うし、第2、第4楽章中間のクライマックスの渾身のダイナミックは聴き(観?)応えがありました。オケも安定した素晴らしい演奏だったと思います。

     ただ、胃の痛くなるような緊張感とか、突き放された絶望感などはないのですが、これは好みの問題で、これだけの演奏はなかなか聴けないでしょう。

     ディーリアスは「幻想曲」といった趣の、随所に彼らしい美しい音楽が鏤められていて、これも楽しめました。ヴァイオリンを弾かれたタスミン・リトルさん、後半は客席で聴いてらして、演奏会が終了後、回りの人の拍手に「アリガトウゴザイマシター」と、にこやかに応えていました。イイ感じ。

    (★★★★☆)

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