日記

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  ▼ここに書かれている内容は、あくまで私個人が感じたことなどです。
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  2003/09/25

    ■新刊
     ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、ハチャトゥリアンなど旧ソ連の作曲家の作品のスコアを次々と出版してくれている「全音楽譜出版社」。9月の新刊になんとショスタコーヴィチ「ジャズ組曲第2番(ステージ・オーケストラのための組曲)」が。

     こんな曲のフル・スコアまでが国内版で容易&安価に入手できるようになったとは、まあ嬉しい時代になったものです。昔は(一部を除いて)高価な海外版しかなかったし、そもそも第2〜4番の交響曲なんて「音」すら聴けなかったもんです。

     今後は映画音楽のスコアなんかも出してほしいです(>全音さん)。でも、一体何部くらい売れるんでしょうね。採算取れるものなのかしら...他人事ながら心配。

  2003/09/24

    ■ベルリオーズ:幻想交響曲
     ゲルギエフ指揮/ウィーン・フィルのCD(Philips)。注目の新譜で2003年(今年!)録音。ライヴ録音ではないようですが(→訂正。ライヴ録音だそうです)、指揮者のうめき声(ため息?)があちこちで聞こえます。第1、4楽章のリピートは無し。第2楽章はコルネットが加わらない通常版。

     以前、ロッテルダム・フィルとの来日公演で聴いた時は、金管の騒々しさばかりが耳についてガッカリした記憶がありますが、この録音はまったく逆。後半2楽章、打楽器も含めて「迫力」とは程遠い、正直完全に欲求不満。第4楽章のトロンボーンの低音はバリバリ吹かせているようにも聞こえるので、録音の問題なのだろうか。

     前半3楽章もぱっとしない。第1楽章後半のオーボエのソロの歌い回しなどは<らしさ>を感じさせてくれるけれども、それ以外はどうも煮え切らないし、音楽の流れも悪い。第2楽章のワルツのリズムも極めて重くベタついている(VPOの得意分野のはずでは...)。

     むしろ迫力一辺倒で押してくれる演奏であれば、まだ救われたと思うんだけれども。期待が大きすぎたかなぁ...。

    (期待ハズレ:★★☆☆☆)

    でも、ここのレビューを読んでみるとあまりの印象の違いにびっくり...なんで??

  2003/09/23

    ■ハイドン:交響曲第92番「オックスフォード」
     F・ブリュッヘン指揮/18世紀管のCD(Philips)。1995年録音。

     以前買ったのを聴き直してみたんですが、こんな演奏だったっけ?...なんとも窮屈な感じだし、勢い(覇気)もないし、「オリジナル楽器」のオケなのだけれども、ブリュッヘンの指揮そのものが非常に<重い>というか、モダン楽器による「巨匠風」でもたれる。

     買った当時はハイドン聴き始めだったので印象が違ってたのかしら...ちょっとガッカリ。で、第1楽章まででパスしてしまいました。

    (過去の記憶は...:★★☆☆☆)

  2003/09/22

    ■カルロス新譜
     カルロス・クライバーの新譜...といっても最新録音のはずはなく、1983年バイエルン国立管とのライブ録音でベートーヴェン「田園交響曲」です。ステレオでもちろん正規盤(Orfeo)。「マエストロが快くCD化を許諾!」だそうで、<快く>とわざわざ書くところがちょっとひっかかるけれども、とにかく嬉しいリリース。発売(無期)延期にならないことを祈ってます。

     ところで今何してるんでしょう(>カルロスさん)。そろそろ生活費が苦しくなってきて、発売にOKを出したとか...。

  2003/09/21

    ■休み終わり
     夏休みが終わり明日からまた会社。1週間ぶりに会社へ行くというのは、非常にコワイものがある。自分の机がどうなっているか心配だ。そして直したはずの歯がまた痛くなってきた(ような気がする)。

     昨日の夜中(だっけ?)、NHK・BSで「NHK音楽祭」関連でゲルギエフの紹介をやっていた。VPOを振った「火の鳥」フィナーレのほんの2,3分が放映されたけれども、正に「カリスマ」と呼ばれるに相応しい指揮だと思う。インタビューで「聴衆は蒸留水を求めていない。栄養分タップリのジュースを求めている」...もちろん「ゲルギエフの聴衆」は、ということだけど。

  2003/09/18

    ■映画「黄泉がえり」
     「黄泉がえり」...2002年公開の映画。なんだかんだ言って、死んだ人間がいきなり自分の前に現れたら、あんな冷静に再会を喜んでいられないのではないのか?仮に自分がその人のことをどれだけ想っていたとしても...。何で皆もっと驚かない!?死んだ人間がそのとき(年令)の姿のままで目の前に現れたら、腰抜かすだろうフツー。

     肝心の主役二人(草薙&竹内)のお話が今一つピンとこない(要はどういう関係よ)。ラーメン屋店員兄弟のエピソードの方が印象的。キャッチボールのシーンとか。

  2003/09/17

    ■映画「ダウン」
     「ダウン」...2002年公開の映画。制御用のコンピュータが意識を持ち始め、高層ビルのエレベーターを勝手に動かして人を襲うというお話。それはともかく、そのコンピューターの姿(?)が未だにテープ(MT)がくるくる回っているというのもどうなんでしょ。ビルのエレベータ制御用にそんなマシン設置しておくか?

  2003/09/15

    ■旅先にて
     旅先の宿にてTのリーグ優勝を知る。

     しかし他のチームの(G以外の)「ビールかけ」がこんなにツマラナイものだとは...。「くだらないことするな」とか「こんなのTVで流すな」とかクレームをつける人間の気持ちが初めて分かった。

     G的には今年は「河原」かなぁ...。そして気が付けば5位、振り向けば横浜。嗚呼。

  2003/09/13

    ■陸上自衛隊中央音楽隊定期演奏会
     すみだトリフォニーにて。各パート最少人数による「ウィンド・アンサンブル」編成。

     「オリエント急行」(スパーク)...客席(私の周り)で一番受けてたのがこの曲でした。やっぱり率直に楽しい曲ですね。

     「第5組曲〜インターナショナル・ダンス」(リード)...こういう曲を書き続けるということはある意味偉大なことなのか。ただ、正直<大人が>演奏・鑑賞する曲ではないような印象も受けてしまいました。

     「月への12秒」(スミス)...変化に富んでおり、打楽器の効果なども非常に面白い曲。今日の一番。

     「指輪物語」(デ=メイ)...最後はちょっと息切れか、第5楽章で集中力が切れた感も。でも、40分以上の大曲、見事に演奏し切りました。

     アンコールはショスタコーヴィチ「ジャズ組曲」第2番より「ワルツ」(かな?)とマーチ(曲名知らず)。中途半端に客ウケを狙った曲を入れたりせずに「王道」ってところでしょうか。演奏内容も充実した立派な「コンサート」でした。

  2003/09/12

    ■フェドセーエフ&東京フィル
     サントリーホールにて。前回キャンセルだったのでお久しぶりのフェド氏です。ショスタコーヴィチ「第10交響曲」、これほどまでに自分の音楽として<こなして>演奏できる人も少ないのではないだろうか。あくまでも「私」の音楽としての表現だと感じる。

     オケは弦は熱演であるものの、今一つ<大味>という印象はあります。管はあちこちでポロポロやるし、素晴しいソロを聴かせてくれていたバズーンも終楽章再現部でいきなりもたつていました(コンサートマスターが心配そうに見ていた...)。

     しかし、アンコールで演奏したハチャトゥリアン「仮面舞踏会」から「ワルツ」でそれまでのモヤモヤはすべて吹き飛びました。こういう曲は本当にウマイ!思い入れ満点の演奏に思わずニヤニヤしてしまう。演奏後、手が痛くなるほど拍手したのは久しぶり。これだから氏のコンサートはやめられない。

    (★★★★☆/アンコール:★★★★★+)

  2003/09/11

    ■齧る
     かじ・る【齧る】<他五> 堅い物を切ったりむしったりしないで、丸のまま歯でかみ取って食べる。(三省堂「新明解・国語辞典」より)

     さて、某「ベテラン指揮者」T・Y氏の公式サイトの「日記」を見ていたらこんなことが...(以下引用、強調は私)
    「(前略)…ホテルに戻って夕食後、ふざけていて家内の顔に小さな傷をつけてしまった(ちょっと齧った)。私たちの大切な娘をキズモノにして一体どうしてくれるんだ、と家内の両親に言われたら、命のある限りお守り致しますと答えるのだろうかなどと、漫画のようなことを考えていたが家内はこのキズは絶対治らない、跡が残る、と不機嫌である。」
     ふざけて奥さんの額を「齧った(かじった)」?...何やってるんですか、一体???>●山さん

     ※...蛇足とは思いますが、この方です。奥さんの顔を「ガリガリ」齧(かじ)っている姿を想像すると...。

  2003/09/10

    ■シベリウス:交響曲第3番
     O・ヴァンスカ指揮/ラハティ交響楽団のCD(BIS)。

     超有名人気曲でこの作曲家の「代名詞」的な第2番と、とっつきにくいけれど「大傑作」との声もある第4番に挟まれて、何となく存在感が薄いこの第3番。でも私はこのシンプルな音楽は大好きでよく聴きます。

     ヴァンスカはここでも思い入れ・のめり込みは少なく、ある意味<古典的な>演奏といえるかもしれません。実は、そういった面が物足りなく感じることも多いのですが、この第3番についていえば方向性は同じなんですけれども、この音楽とピッタリあっているように感じます。

     特に両端楽章が素晴らしく、中途半端になりがちな第3楽章の終結部へ向けての持って行き方も非常に上手いです。第2楽章は遅目のテンポで、正直もっと<歌い込んで>ほしいと思う所もあり(第1楽章第2主題も同様)、やや平板かも。全曲に渡って "ppp" など弱音効果を重視しているようで、本当に<小さな>音で演奏しています。(このやり方は他の曲でも同様)

     部分部分では他の録音に魅力があるとしても、これまで聴いたヴァンスカのシベリウスの中でも一番ピンとくる演奏でした。

    (★★★★☆)

  2003/09/09

    ■D・ハーディング&マーラー・ユーゲント・チェンバー・オーケストラ
     サントリーホールにて。ベートーヴェン「アテネの廃墟」序曲、交響曲第6番、第5番。ハーディング、個人的に注目している指揮者の1人です。

     ナチュラル・トランペット使用、弦(10+8+6+4+3)はノンビブラート、ヴァイオリンを両サイドに置いた古典配置。ホルンはモダン楽器だけれども部分的にストップ奏法をとり入れてオリジナル楽器を意識しているようです。

     肩ならし的な序曲から、まず「田園」。ハーディングの指揮は細かいというか<せわしない>というか、1人だけどんどん先へ行ってしまい1小節か2小節くらい先を振っているような感じ(実際にはそんなことないけど)。結局その「距離感」が今一つオケと噛み合わない。細かくつけられた表情が、こちらと「間」が合わないというか、演奏上の(小)細工に聞こえてしまう。音楽の流れも悪く、途中で集中力が切れてしまいました。

     ハーディング、ここまでか...と思いきや、後半の「運命」で一気に盛り返してくれました。オケとの息もピッタリ合い、随所に見せるハッとするような表情や、叩きこむようなアクセントも見事に決まり、素晴らしい演奏になりました。

     「苦悩から歓喜へ」というドラマやストーリーを期待する人には不満はあるかもしれませんが、<音楽>に徹したアプローチとして、非常にエキサイティングなものだったと思います。

     アンコールは第4交響曲の終楽章。これもよかった。とすると、やっぱ「田園」が...。集客を考えてのプログラミングかもしれませんが、1,2,8番あたりを聴かせてほしかったです。

     会場は8割くらいの入り。また是非来日して欲しいです。

    (田園:★★☆☆☆/運命:★★★★★)

  2003/09/07 (その2)

    ■東京都吹奏楽コンクール
     普門館へ行ってきました。午後から、中学の後半、職場、大学前半まで。入場料1,500円也...こんなに高かったっけ?

     さて、しょっぱなに聴いた中学校の自由曲「ベルキス」。とにかく金管楽器のトゥッティのサウンドに感心しました。小粒ではありますが、音程・音質がキッチリ揃えられているんでしょうね、迫力は充分。ホルンにしても子供離れした音がしていましたし、木管楽器のアンサンブルも本当に見事。ただ、ソロの表現力となると今一つで、ここはまだ中学生かしら。

     で、大学生になるとさすがに上手いし、迫力もあるし。ただ、1校だけ演奏終了直後に盛大な「ブラヴォーッ!」がかかったのは、応援団(「サ●ラ」?)なのでしょうか。その団体だけがずば抜けていたようには感じられなかったので、まさかこれで審査員の印象操作なんて作戦ではないですよね。

     中学生くらいで身体を動かしながら(その動きを合わせて)演奏する姿はよく見ます。個人的にはあまり好感は持てないんですが(不自然)、まあ<形から入る>というか、指導のテクニックとしては納得できないこともないです。でも、大学生にそれやられてしまうと、ちょっと違和感大きい、というかかなり引いてしまいます(某国応援団を連想してしまいました)。こういうの、先輩が後輩に指導してるんですかねぇ。「オラオラ、身体の動きがまだ足りない!アタシに合わせなさい〜!(キーッ!!)」

     さすがにここへ出場するような団体はレベルが高いし、どの演奏も楽しめました。ただ、会場の雰囲気が(客席を含めて)あまりに雑然、騒然としていて、「音楽会場」というよりは、正に「競技場」って感じです。

     ところで「東京都吹奏楽連盟」のサイト。コンクール結果をもっと迅速にアップできないものなのか。「公式ホームページ」がこれでは、ちょっとお粗末。

  2003/09/07 (その1)

    ■TVいろいろ
     「題名のない音楽会」で女子十二楽坊の伴奏でアグネス・チャンが歌っていた中国民謡(「ジャスミンの花」?)、どこかで聴いたことがあると思ったら、プッチーニ「トゥーランドット」で使われているメロディでした(舞台裏から子供の合唱で歌われる曲)。あれって「民謡」だったんですね。

     夜、NHK教育「芸術劇場」。アバドが指揮するルツェルン音楽祭の紹介。氏も70歳、とはいえ指揮者としてはまだまだ先があります。インタビューが終わった後に一瞬見せた鋭い表情。<大化け>するような予感も...。

     その後はベルリン・フィルによる「ピクニック・コンサート」。オザワの指揮でガーシュウィン。マーカス・ロバーツ・トリオが加わって、ピアノ・パートを彼ら独自にアレンジして演奏する「企画モノ」...ラトルはこういうのは振らないでしょうね(多分)。指揮するオザワ氏の姿に、何故かあのコバケン氏がダブって見えました。でも、会場の後ろの方の人は何も見えなくて(スクリーンもないようだし)、「音」だけ聴いて楽しんでいるのかしら。

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