日記

 [掲示板へ] [目次へ戻る
  ▼ここに書かれている内容は、あくまで私個人が感じたことなどです。
  ▼「掲示板」も作ってみました。ご自由にどうぞ。
  ▼個人的なメッセージなどはこちらまでお願いします。

  2002/03/31

    ■ショルティ&ロンドン響・初来日公演
     NHK教育にて。晩年のインタビューの中の、

    「音楽は真剣勝負。一瞬の隙が死を招く。」

     ...この言葉通り、彼の音楽(指揮)には緊張感、厳しさと同時に息苦しさも伴うように感じる。私は録音でしか彼の音楽に接していないが、正直そこら辺がちょっと苦手なのだ。ユダヤ人として生まれて厳しい「時代」を生き抜いてきた彼の音楽は、ぬくぬくと暮らしてきた私にはちょっとキツすぎるのか。

  2002/03/30

    ■スタンリー・ブラック
     国内版廉価盤でスタンリー・ブラック指揮/ロンドン・フェスティバル管弦楽団による「チャップリンに捧ぐ」「ミュージカル名曲集」の2枚がCD化されました。

     フル・オーケストラによる「映画音楽」アルバムなのですが、たとえばボストン・ポップスやシンシナティ・ポップスなどは、コンサートホールで聞くなら別かもしれないが、CDで聴くには正直カタ過ぎる、というかマジメ過ぎる(本当にシンフォニックな「スター・ウォーズ」などは別にして)。

     スタンリー・ブラックはコーラスなどもまじえて、もっと肩の力が抜けているし、何より編曲(スタンリー・ブラック自身か?)が素晴らしい。たとえば「マイ・フェア・レディ」、ベネットのオーケストラ編曲より数倍楽しめます。そして「屋根の上のバイオリン弾き」からの「しきたりの歌」のエキサイティングな演奏(編曲)!これはLPで何回繰り返し聴いたことか。ボストン・ポップスより百倍面白い。この手のジャンルがお好きな方には、絶対の<オススメ>です。

  2002/03/28

    ■ドヴォルザーク:「新世界より」
     韓国のイエダン(Yedang)というレーベルから旧ソ連時時代のメロディヤ録音がCD化され、タワーの店頭にも並び始めました。その中の一枚、ロジェストヴェンスキー指揮モスクワ放送響の「新世界より」、(私だけかもしれないが)本当に待ちに待ったCD化。

     第1楽章序奏部のティンパニの思い切った強打、「これは!」と期待は高まるけれど...何というかリミッターがかかったような、金管の強奏部分になるとスッと音が引っ込んでしまう感じで「こんなはずではない!」。それでも、例えば第4楽章のトランペットとホルンによる主題提示など<らしい>雰囲気は味わえるけれども、終始欲求不満状態。今後、スヴェトラーノフのサン=サーンス「オルガン交響曲」なども発売予定のようだが、正直ちょっとためらってしまうのだ。

  2002/03/27

    ■合同演奏会
     今秋、ゲルギエフとキーロフ劇場管が来日しますが、それに合わせてキーロフ&N響の「合同演奏会」が行なわれます。メインの曲目はショスタコーヴイチ作曲「交響曲第7番」、いわゆる「レニングラード」交響曲。「合同演奏会」といっても指揮はゲルギエフですから(N響側のデュトワは出ない)、実質<ゲルギエフの>コンサートでしょう。この曲、大人数の金管楽器(通常編成の2倍)を要しますから、選曲的には妥当、というか、要はゲルギエフがこの曲を振りたかったのだけれど、現地で金管奏者が調達できなかったのか、などと想像したりもして...。(*)

     しかし、その昔テミルカーノフ&St.ペテルブルグ・フィルの来日公演でこの「レニングラード」を演奏したとき、バンダに日本人のエキストラを入れて大ヒンシュクを買ったことがありましたが、それに比べれば<良心的>といえるかも。でも、できればオール・キーロフ勢で聴きたかったなぁ...。

    (*)実は、ゲルギエフはこの種(キーロフ+地元オケ)の「合同演奏会」を各国で開催しているようです。

  2002/03/26

    ■ポッター、敗れる。
     第74回「アカデミー賞」の結果が発表されましたが、「作曲(オリジナル・スコア)部門」は「ロード・オブ・ザ・リング(指輪物語)」(Howard Shore) に決定、候補になっていた J.ウィリアムズの「ハリー・ポッター」は受賞を逃しました。「ハリー…」は吹奏楽譜も出版されており、これから演奏される機会も多いでしょうが、「指輪…」は吹奏楽譜は出るのかしら。...「昔から、あちこちの演奏会でやっているじゃないか」とか、「海兵隊バンドのCD持ってるぞ」とか...これはお約束。

  2002/03/25

    ■レスピーギ:「ベルファゴール」序曲
     ガルデッリ指揮ロンドン響のCD(EMI)。1923年に初演されたオペラからの序曲。作曲年代は「ローマの松」とほぼ同じこの曲、「3部作」や「ベルキス」の影に隠れてほとんど知られていないけど(たまに吹奏楽で演奏されることもあるようだけど)、これがなかなかファンタジーに溢れた<レスピーギな>佳曲なのだ。是非聴いてみてください。ガルデッリの指揮もこの曲を楽しむには十分。ただ、私的にオーボエの音がちょっと好みではないのだが...。

     ちなみに、このCD "forte" という廉価盤シリーズの中の1セット(2枚組)だが、レスピーギの有名作品をほぼ網羅していて、マリナー指揮の「古いアリアと舞曲」第1から第3組曲、組曲「鳥」、「ボッティチェリの3枚の絵」、そしてガルデッリ指揮で「噴水」「松」と「ベルファゴール」。「祭」は入っていないけど、これはいくらでも録音はあるし、マリナーの指揮もこの手の曲ではOK。「3部作」とはまた違ったレスピーギを聴いてみたい方は是非。

  2002/03/24

    ■N響アワー
     「2001年N響ベストコンサート」、定期会員のアンケート結果に基づくものだそうだが、第1位がデュトワ指揮の「キリストの幼時」(ベルリオーズ)。曲目的にはちょっと意外な気もするけれど、デュトワ氏得意の分野で、特に合唱(スウェーデン放送合唱団)も素晴らしかったと聞く。この日のTV放送では最後の部分だけが放映されたのだが、敬虔な無伴奏の合唱で曲を閉じるこのオラトリオ(ベルリオーズはこういう曲も書く)、指揮者が棒(手)を下ろす前に拍手を始めるのは「いかがなものか」と...なんて、婉曲な言い回しではなく「拍手するな!」。<沈黙>もまた音楽也。

  2002/03/22

    ■きびしい?
     東京では桜は満開になり、ちらほらと散り始めている所も...。私の住んでいるマンションのすぐ隣の公園では毎年「桜まつり」というイベントが催されるのですが(ちなみにこんな感じです)、今年の予定は4月5日〜7日だそうです。あと2週間。かなりキビシイところですが...頑張れ「桜まつり」!。

  2002/03/21

    ■交響曲「秋田」
     NHK・BSにて。外山雄三作曲のオーケストラと合唱のための「交響曲」のコンサートに、合唱団として参加する市民の練習から本番までのドキュメント。割とありがちな内容ではあったけれども、よかったのは本番の模様がきちんと「全曲」放映されたこと。これが「ハイライト」だったらがっかりなのだ。

     曲の内容は「推して知るべし」か...。曲の性格とかを考えるとこうなってくるのだろうけれども、前半は劇的な導入から打楽器をまじえた「お囃子」風の音楽もあったり、かなり変化に富んだ曲想であったが、後半はいきなり平板な音楽になってしまったようが気もする。外山さん、前半で力尽きたか...。で、こういう曲を聴くとショスタコ「森の歌」は<名曲>だなぁ、って思うのだ。

  2002/03/19

    ■何とかして
     とあるフリーソフトを我が家のPC(Me)にインストールした。「再起動が必要です。今すぐ再起動しますか?」と出たので「はい」をクリック、しばらくして起動処理が始まりデスクトップが表示され、...そこで凍り付いて(止まって)しまった。マウスもキーボードも<一切>反応なし。「ま、まずい」...。つい最近友人から聞いたデータが全部消滅した話とか、作りかけの FinaleデータをMOにバックアップしたか、とか...いろんなことがぐるぐると頭を巡る。やむを得ず、そのまま一旦電源を切り再度立ち上げると、今度は無事立ち上がり、早速先ほどのソフトをアンインストール(削除)。ああ、怖かった。

     にしても、この「Me」ってなんでこんなに凍りつくのか。大昔使ってた「95」も会社で使っている「98」もまず止まらない。しかし「Me」は2回に1回くらいの割合で強制的に再起動することになる。

     それと、これはPCの方の話だけど、プレインストールされている「ウィルス対策ソフト」の使い勝手の悪いこと!これは一般人(素人)は使えないですよ、絶対。ちなみに、私もよくわかんない...(溜)。

  2002/03/19

    ■ハチャトゥリアン:「ガイーヌ」組曲
     シモノフ指揮ロイヤルフィルのCDを聴く。妙に気になるこの指揮者、一番の特徴はそのリズム処理だろうか。

     有名な「剣の舞」、テンポはそれほど速くはないかもしれないが、「ガシガシ」と刻まれるリズムは、なんというか軍隊のパレードを見るような整然とした力強さを感じる。中間部は3/4拍子でチェロとサキソフォンが旋律を受け持つが、ここでもリズムは4拍子をキープしていて、シモノフはそれを強調し、リズムの「ハーモニー」の面白さを強調する。そして旋律自体も実に繊細に奏される。

     「レズギンカ」では終始同じリズムをキープする小太鼓パート、ここはいろいろと「遊び」たくなるものだけれども(コンクールのスクールバンドの演奏とか)、シモノフは響き線をつけたままひたすらリズムをキープする(ラヴェルの「ボレロ」のように)。しかし、最初の木管のテーマにかぶさってくるホルンとトランペットの幅広い旋律を、ここまで豊かに歌わせている演奏は聴いたことがない。

     勢いに任せた演奏が多い中、この曲が「バレエ音楽」であることを認識させてくれる演奏。この曲に興味があれば是非。なお、同じオケを振っていてもテミ某氏は「×」(よく見かけるけど)。

  2002/03/17

    ■N響アワー
     チョン・ミュンフン指揮でマーラー「第1交響曲」より終楽章。この世代では人気の高い指揮者。パッションを大きく表出し強力に(強引に?)オーケストラを引っ張っていく。<自己陶酔系>なので好みも分かれそうだし、オケとの相性もありそうだ。しかし、第2主題の息の長い大きな表現などは素晴らしいものがあると思う。

     さて、この日の番組のテーマは「金管楽器」で、前座に「トランペット吹きの休日」。演奏は楽しかったのだけれども、そんなコワイ顔して吹かないで...津○さん。

  2002/03/16

    ■RVW:イギリス民謡組曲
     何気なく米海兵隊バンドのCD(「ライヴ!」というアルバムに収録)を聴いたのですが、今更ながらこういう「オリジナル曲」もいいですね。「原点」って感じです。いつ聴いても楽しいし、飽きない。

     この録音、指揮はフェネル氏なんですが、クリーヴランドとのCD(Telarc)もそうだったのですが、なんで1曲目の第2テーマをクラリネットのソロにしているんでしょう。ジェイコブのオーケストラ編曲を参考にしているのか、他の理由があるのか...。私的にはここは<絶対>コルネットなんです。

     ところで、LPで出ていた英国ロイヤルマリーンズバンドの録音(EMI)て、CDになっているんでしょうか。求情報。

  2002/03/14

    ■シューベルト:交響曲第9番
     ブロムシュテット&ドレスデンのCD。まず、私はこの曲が大好きなんですね。冒頭、無伴奏のホルンの旋律...

    「♪ドーレミ、ラーシドー、ファーレミー...」

     なんというシンプルさ、しかしそこに込められたニュアンスの豊かさ美しさ。ちなみにこの部分、2本のユニゾンで演奏するように指示があります。これは結構イヤなものではないかしら。一人で吹くならば自由に吹けるけど、二人となると相手と合わせることも考えなければならない。しかも、全くの無伴奏。ちょっとしたズレも目立ってしまう。プレッシャーですよね。そして、この旋律がフルオーケストラで再現する第1楽章のコーダ、最も好きな部分です。

     ブロムシュテットの演奏は余計なことはせずに、音楽とオケの「音」を存分に楽しませてくれます。この曲については、私はこのようなアプローチが好き。ちなみに一番のお気に入りはベーム&ベルリン・フィル(グラモフォン)です。

  2002/03/13

    ■先行発売
     会社帰りにタワーへ寄ったら...ついに出ました、アバド&BPOのマーラー「第3交響曲」。でも、国内盤だけなんですね、まだ。今買ってもすぐに聴く時間は作れそうもないので、もう少し待って輸入盤を買おうかと考えてます。続いて「第7番」「第9番」が予定されているようですが、私が一番楽しみにしているのは「第7番」。あのスコアをどのように料理してくれるているのか...楽しみです。

     さて、ゲルギエフ&VPOの「展覧会の絵」もそうなんですが、最近は「国内盤先行発売」というパターンが多いですね。その昔は、まず輸入盤が出てしばらくして国内盤が発売される、という感じでした。でも「先に出たモノを買いたい(早く聴きたい)」とは誰もが思うでしょうし、値段も輸入盤の方が安いとなれば多くの人が輸入盤に走るのは当然で、国内盤を買うメリットはライナー(解説)を日本語で読めるとか、オペラ・歌曲で歌詞の対訳が付いているくらい(...とはいえ「知らない曲」の場合これは大きいですが)。ここらへんは、レコード会社の人もすぐ気付いたに違いないでしょうけれども、「先行発売」するにも契約の問題とかいろいろあったのでしょう、多分。

     ところで、アバド&BPOのドビュッシー、いつになったら「輸入盤」が出るのか。こうなったら意地でも輸入盤を待つ!まさか国内盤のみ発売なんてことはないでしょうね。

次へ>>

What's New v1.1 is Free