| 日記 |
| 2007/12/31 |
前半のボロディン2曲が素晴しく、早くCDで聴いてみたい。よくコントロールされているものの、奏者共にストレートに曲への共感が出ていて、ドール、フックスなどのソロもいい。意外にこういう曲が向いているのだろうか。後半の「展覧会…」は、あくまで<ラヴェルの曲>というスタンスでの演奏のように感じた。 |
| 2007/12/30 |
|
| 2007/12/29 |
(★★★★☆) |
| 2007/12/28 |
聴く(観る)前は<どうせ単なるお祭りイベント>と思っていたら、これが全然違う(少なくともこの第1回目は)。最初のカレーラス「フェデリコの嘆き」から気合が入りまくる。間奏の途中上空をヘリコプターが飛び「ん??」という感じで空を見上げたカレーラス。ニッと笑ってヘリコプターに投げキッス。 3人とも「他の2人には負けられない」という気持ちが無いということはないだろう。選曲もアリアからポピュラー・ソングまで有名曲ばかりで、「どうだ(オレが一番)!」とばかりに熱唱する。 前半は交替に1曲づつ歌って、締めはパヴァロッティの「誰も寝てはならない」。後半は3人揃ってのメドレーになるけれど、これはファン・サービス(おまけ?)。最後は「誰も…」を交互に歌って御仕舞い。 でも、なんだか一番疲れていたように見えたのは指揮者のZ・メータ。歌う方は交替だけれど、指揮者は出ずっぱり。しかも歌に合わせなければならないので気を遣うだろうし、大人数のオケをまとめなければならない。お疲れ様でした。 (★★★★★) |
| 2007/12/27 |
で、気になるのが「アッピア街道…」でのバンダ(6本のBuccine ブッキーナ)。しかし、カメラは指揮者とソロ楽器のアップが中心で、バンダの音は聴こえるが姿が見えない(どこにいる?)。 そして、一瞬ではあるけれどもオーケストラの後列が映された時に、金管セクションの前列に「ニョキ」っと4本飛び出ているテナー・チューバ(?)が見えた。老いたとはいえ、さすがカラヤン。トロボーンで吹かせるような無粋なことはしていなかったのだ。また、バンダを離れた場所(客席など)に配置せずにオーケストラの中に入れるというやり方も、私は支持します。 |
| 2007/12/26 |
トゥガン・ソキエフ(Tugan Sokhiev)指揮/トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団によるCD。2006年録音。このオケは何といってもプラッソンの印象が強いのだけれども、その後任者であるソキエフは1977年、ゲルギエフと同郷の北オセアチア生まれ。 冒頭のトランペットからレガートで演奏され、これが一昔前のロシアのオケだったら相当イヤらしい吹き方をしたであろう(聴いてみたかった?)。部分的には割とクセのある音楽をしているけれども、サウンドは明るいフランスのもので、上手く中和されている。堂々とした、なかなかいい演奏。ちなみに「キエフの大門」大太鼓は譜面通りに叩いてます。 このコンビの録音として、R=コルサコフ「3つの奇蹟」やリャードフを含む「ロシア音楽集」が間もなくリリースされるらしく、こちらも楽しみ。ちなみに、このソキエフ氏、来年はN響を振りに来日するようです。さすがN響、手が早い...ところで、プラッソン氏は今何処に・・・?? |
| 2007/12/25 |
|
| 2007/12/24 |
画質は悪いけれども、まずソビエト時代のコンドラシンが見れるのが嬉しい。演奏終了後、ステージには花束を持った女性が何人も押し寄せる(もちろん、クライバーンがお目当て)。彼がチャイコフスキー・コンクールで優勝したのが1958年。それから4年、この頃は既に<スター>となっているのだろうけれども、シャイで内気な印象で、妙に自信無げに見える。もちろん、弾き始めると人が変わったように堂々たる演奏なのだけれど。 コンドラシンは伴奏とはいえ存在感十分。もう少し長生きしてくれれば(あるいは生まれた時代が違えば)、西欧オケを振って大活躍したのではなかろうか(今のマリス・ヤンソンスやテミルカーノフのように)。 |
| 2007/12/20 |
仕方ないにしても、チェクナヴォリアンではないんですね。2回公演のメインが「シェヘラザード」と「新世界より」。やっぱりこういうマイナー・オケだと「新世界…」でないとチケット売れないのか。でもS席11,000円は高くないですか。あの、今をときめくパーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送響でも最高席が15,000円なのに・・・。 どうせならチェクナヴォリアン時代に来日、ハチャトゥリアン・プロを聴かせて欲しかった。以下は勝手な私案(空想)です。 <プロ1(定番)> バレエ音楽「ガイーヌ」より ヴァイオリン協奏曲 交響曲第2番「鐘」 <プロ2(愛好家向け)> ピアノ協奏曲 チェロとオーケストラのためのコンチェルト・ラプソディ 交響曲第3番「交響詩曲」 <プロ3(吹奏楽関係者向け)> 「ヴァレンシアの寡婦」組曲 「仮面舞踏会」組曲 バレエ音楽「スパルタクス」より |
| 2007/12/19 |
この曲を聴くのはどれくらいぶりだろうか。昔は好きでよく聴いていたけれども、今日聴くと情緒的・感情的なものよりも、古典的なシンフォニーという印象が強く、インバルのアプローチによるものなのか、私自身が変わったせいなのか。 前半、後半、それぞれ2つの楽章をほぼ休みなく続けて演奏(休憩が入らないのはもちろん、遅刻してきた客を楽章間で入れることもしない)。それによって、楽章間の関連性、全体の統一感がはっきりと見えてくるし、幕切れの全てに決着をつけるイ短調の和音が説得力を持ってくる。 終楽章のハンマーは音響的にも視覚的にもライブが断然面白い。女性の奏者が演奏していたけれども、振り下ろし始めたら途中でスピードを調整できず、簡単なようでタイミングがとても難しそう。インバルは第2楽章終了後、譜面台の横にコップに入れて置いてあった水を飲んでました(さすがに、コ●ケン氏のように缶入りウーロン茶を「カパッ」っと音を立てて開けて飲むようなことはしない)。 終演後、団員が引き上げた後も拍手が止まず、インバルだけがステージに現れる。日本のオケのコンサートでは珍しい光景ではなかろうか。少なくともこのオケでは故朝比奈さん以来だろうか。 この日はチケットは売り切れ。やはり、指揮者がいいとお客さんも入るし、(ステージ上も含めて)演奏会も盛り上がります。問題はいかにレベルをキープするかだと思いますが...。 |
| 2007/12/18 |
その昔、イギリス音楽好きの友人に輸入盤LPで聴かせてもらって以来、本当に欲しかった1枚。ようやくこの録音を入手できました。A・ボールトが指揮したE・コーツ作品集。コーツ以外に、ホルスト「第1組曲」からのマーチ、ウォルトン「ハムレットの葬送行進曲」、ディーリアス「マルシェ・カプリス」、グレインジャー「子供の行進:丘を越えて遥かに」等々記憶を辿ると、元々LPで「オーケストラによるマーチ集」として出ていたアルバムにコーツ作品を加えたものであろう(「ダム・バスターズ」は最初から「マーチ集」に収録されていた)。グレインジャーのオーケストラ版は他では聴けないし、またボールトのディーリアス録音も珍しい。ホルストの「吹奏楽組曲」からの「マーチ」も、原曲を知っている人ならば、なおさら面白く聴ける。 |
| 2007/12/16 |
途中でつまずいて、やり直そうとするのだけれども、やっぱり上手くできない。もちろん、適当にごまかして先へ進む余裕もない。頭が真っ白になっているのだろうことが手に取るように分かる。大人数で合奏していれば曲は進んでいくだろうけれど、自分ひとりだとどうしようもない...毎年聴きに行って最近は随分と慣れてきたけど、やっぱり客席でドキドキしてしまう。 上手い下手ではなく、必死に音楽と格闘している姿を見ていると、素直に応援し拍手を送りたくなる。ただ、いかにも身内だけの<発表会感覚>の方は、ちょっといただけない。身内以外も聴いている「コンサート」なのだから、先生には(楽器だけではなく)そういう点も<指導>してもらいたいものだ。 |
| 2007/12/14 |
「白鳥の湖」は出版されている通常の組曲版で演奏していたのが意外だった。ゲルギエフなら独自に選曲してくるものかと思った。 「春の祭典」はその昔このコンビのコンサートで聴いたとき、最後の部分のフェイント(?)で驚かされたのを覚えているけれど、その時さらにビックリしたのはアンコールに「火の鳥」全曲版の後半部をそのまま(20分くらい?)演奏したことだ。 |
| 2007/12/13 |
![]() H●Vのサイトに掲載されていたシュトックハウゼンの訃報。でも、この写真はK・コンドラシンでは...?? |
| 2007/12/12 |
「カラヤン/DGコンプリート・レコーディング」、240枚組みで30万円。枚数にしろ値段にしろ気が遠くなる。日本独自企画らしいけれど、どのくらい売れるものなのか。 http://www.hmv.co.jp/news/article/712110118 楽しみなのはこちら。ハーディング&VPOによるマーラー「交響曲第10番」(全曲版)。「日本大幅先行発売」という微妙な謳い文句が付いている。 |
| 2007/12/11 |
この曲はやはりカラヤンの感性と合うものがあるのだろうか(録音回数も多いし)。入れ込み方は半端でない。第3楽章はもちろん、第1楽章展開部から再現部、その後のクライマックスへ怒涛の如くなだれ込む。とてつもなく白熱した音楽になっている。(目を閉じたままの指揮というのは、抵抗があるのだけれども) (★★★★★) カップリングの第5番も観たのだけど、観客の姿も映されているものの、演奏が終わっても全く反応せず(拍手をしない)、しかし拍手の音は聞こえてくる...ということは、彼らは観客役として動員されたエキストラということなのだろうか(映画「砂の器」みたいに)。こちらは、<ライブ『風』映像ソフト>といったところか。 |
| 2007/12/10 |
|
| 2007/12/09 |
ベルリオーズ「幻想交響曲」(終楽章のみ)はコバケン氏。鐘(G)のピッチが「?」。全曲続けて聴けば印象が違うのだろうけれど、ここだけ観ると鼻息荒い指揮にとても付いていけない。「ブラヴォー」が飛んでいたので、会場は盛り上がったのかもしれないけれど、この手の熱演は、もはや個人的に受け付けない。 |
| 2007/12/06 |
番組では「巨匠」と呼んでいたけれども、今の若い人にマリナーというのはどういう存在なのだろうか。「巨匠」と感じている人は少ないのではないだろうか。 私にとってマリナーと言えば、まずはヴィヴァルディの「四季」。当時<クラシック>レコード(当然LP)のベスト・セラーはイ・ムジチ合奏団による「四季」であり、<クラシック>と言えば「イ・ムジチの『四季』」。そこへ颯爽と現れたのが「マリナーの『四季』」だった。今となっては、もっと過激な録音も出ていて、中途半端に感じられるかもしれないけれど、私は未だにこのマリナー盤の決してやり過ぎない音楽が好きだ(「調和の幻想」作品3も同様)。 やがてフル・オーケストラを指揮するようになり、番組で紹介されていたように膨大な数の録音を行なう。いずれも品の良さと、細かい所に見せるセンスが受けたのだと思う。 売れる商品を作るには「世の中の半歩前を行け」と聞いたことがあるけど、正にマリナーの「四季」は半歩前(決して一歩前ではない)を行く演奏で、それゆえに大ヒットしたのだろうと思う。しかし、世の中はどんどん前へ進み、いつの間にか追い越してしまった。 そのマリナーも今や80歳過ぎ。あえてマリナーを選ぶ理由はないかもしれないけれど、決して否定することもできない。頑固に自分の音楽を守ってきた、その指揮姿は堂々としている。 |
| 2007/12/05 |
(★★★★☆) |