日記

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  2007/09/17 (2)

    ■DVD
     チェリビダッケ&ロンドン交響楽団の1980年来日公演の録画がDVD(NHK)で発売されます。曲はドビュッシー「イベリア」、ムソルグスキー/ラヴェル「展覧会の絵」他。

     当時はまだ<幻の指揮者>であった時代だろうか。一番の興味はオケのメンバーで、D・ウィック、J・フレッチャーはメンバーに入っていたのだろうか。すると「展覧会の絵」の「牛車」のチューバ・ソロは?

  2007/09/17

    ■ラフマニノフ:交響曲第2番
     E・スヴェトラーノフ指揮/ロシア国立響によるCD(SCRIBENDUM)。1985年のライブ録音(拍手付)。今は懐かしい、当時のロシアン・パワー炸裂。猛スピードで突進したかと思うと、一気にテンポを落として歌い込む。終楽章の最後、ぐぐぐっと立ち上がってくる金管楽器のサウンドには理性が完全に麻痺してしまう。カット版による演奏。

    (★★★★★)

  2007/09/16 (2)

    ■趣味
     某党総裁候補の一人のF田氏、Y新聞によると趣味が<クラシック音楽鑑賞>で、好みの作曲家がベルリオーズバルトークだそうな。(音楽の趣味については)意外にクセ者だ。

  2007/09/16 (1)

    ■500円クラシック
     ナクソス音源による「500円クラシック」。吹奏楽的に注目はK・ブライオン&王立砲兵隊バンドによる「スーザ名行進曲集」。指揮をしているK・ブライオンはスーザ作品の校訂でも有名で、このコンビ、ナクソスから何集ものアルバムを出しているが、有名曲だけ聴きたければこの1枚で充分だろう。

     さらには、<爆演>として一部で有名なE・バティス指揮によるレスピーギ「ローマ3部作」。ティントナー指揮によるブルックナーなど、注目盤多し。

  2007/09/15

    ■下呂温泉
    野口雨情像 写真は公園に佇む野口雨情像。

     やはり「げ●」という地名はインパクトが強い。売店で実際に売っていた「●ろ牛乳」も、名前だけ聞くと、ちょっと引いてしまう。

  2007/09/12

    ■ラフマニノフ:交響曲第2番
     E・スヴェトラーノフ指揮/NHK交響楽団によるCD(King)。2000年9月、サントリーホールでのライブ録音。「N響だから・・・」と侮る無かれ。どっしりとしたサウンドで指揮者の要求に応えている。

     第1楽章冒頭からして別世界だし、第3楽章後半のメロディ一本でひたすら持っていく息の長さは(当たり前だけれども)、完全に日本人離れしている。終楽章最後の金管楽器の吹奏も「こうあるべき!」と感じさせるし、単に遅いだけではなく、終楽章エンディングの追い込みなど、キープするところはキチンとテンポをキープしている。これはこれで聴きもの。

    (★★★★★)

  2007/09/11

    ■ラフマニノフ:交響曲第2番
     P・ヤルヴィ指揮/シンシナティ響によるCD(Telarc)。パーヴォはシンシナティ響を振ってテラークに近現代のメジャーな作品を中心に録音を行なっているけれど、どれも今一つに感じるのは、特に金管楽器の響きが冴えないからだろうか。このラフマニノフも同じなのだけれど、基本、弦と木管によるメロディ中心の曲なので決して悪くない。甘さ控えめ。でも、もっと豊かに開放的に鳴らしてほしい、と感じる部分も多々有り。

     ちなみにこの曲、どれか1枚ならば躊躇わずE・スヴェトラーノフ&ロシア国立響のキャニオン盤(ソビエト時代のメロディヤ盤とは別録音なので要注意)、もう1枚ならA・プレヴィン(ロンドン響とのEMI盤、または、ロイヤル・フィルとのテラーク盤...最初のRCA盤はカット版使用なので要注意)。特に前者スヴェトラ盤については、聴きながら「これさえあれば、他のロシア物のCDは全て捨ててもイイ!」と、ほんの一瞬ではあるけれども頭を過ぎったのは事実だ。

  2007/09/10

    ■ラフマニノフ:交響曲第2番
     V・フェドセーエフ指揮/モスクワ放送響によるCD(Relief)。1999年録音。

     こういったメロディックな音楽はフェドセーエフの好きそうなところ。自分の好きなところしかやらない、というスタンスは徹底していて(良い悪いではなく)、案の定、第2、4楽章に大きなカットがある。元々カットされて演奏されていた曲だし、同じような音楽が延々続くし、気にしない人は気にしないだろう。プレヴィンも最初の録音ではカットしていた...と言うかそういう楽譜(カット版)しか出版されていなかったのか。ある時期「完全全曲版」という売り文句が付いたこともあり、今はデフォルトが全曲版だろうけど、第1楽章提示部のリピートを楽譜通りに行ってこそ<完全>全曲という気もする。

     このコンビ、かつてのようなロシアン・パワーは感じられないけれども、サウンドはとても美しい。ただし、第4楽章などは居心地が悪く、スヴェトラーノフを筆頭に名盤が揃っているこの曲では分が悪いだろか。むしろ余白に入った「ヴォカリーズ」の方が聴き物かも。

    (★★★☆☆)

  2007/09/09

    ■A・プレヴィン&NHK交響楽団
     NHKホールにて。モーツァルト・プログラム。「フィガロの結婚」序曲、ピアノ協奏曲第24番(独奏:プレヴィン)、交響曲第36番「リンツ」。肩の力が抜けた、何の無理も無い、洗練された品の良い音楽。80歳近くして、こんな瑞々しい音楽が出来るとは。広い舞台に小ぢんまりと固まった小編成での演奏。できれば別なホールで聴いてみたかった。

     開演前のロビー・コンサートは金管5重奏。今年首席奏者としてN響に入団した新田氏のトロンボーンをメインに据えた、楽しい演奏(当然上手い)。

    (★★★★★)

  2007/09/06

    ■訃報
     <3大テナー>の一人、L・パヴァロッティ氏が亡くなりました。

     http://www.yomiuri.co.jp/national/obit/news/20070906zz02.htm

     パヴァロッティと言えば、トリノの開幕式でも歌ったプッチーニ「誰も寝てはならぬ」。私が最初に買った「トゥーランドット」全曲盤(当時LP)はパヴァロッティがカラフを歌ったものでした。1972年の録音。指揮は当時ロス・フィルを振って売り出し中のZ・メータ。オケはロンドン・フィル。これで一気にこのオペラにハマったのでした。

     このオペラでのカラフの第一声。北京の街で生き別れになった父親との再会の場面。

     "Padore! Mio padore!"

     普通に訳せば「父上!父上ではないですか!」と言った感じだろうか。これをパヴァロッティが歌うと、

     「お父っつぁん!あっしです。カラフでござんす!!」

     と浪花節が入る。この一言に、この出会いまでのドラマが全て込められ、これだけで泣かせてくれるのだ。

     合掌・・・。

  2007/09/05

    ■シベリウス:クレルヴォ交響曲
     サロネン指揮/ロス・アンジェルス・フィルによるCD(SONY)。1992年の録音。これが予想を遥かに超えて素晴しい演奏。ヘンな気負いも無く、冒頭からストレートに音楽を持って行き、力強く透明感のあるサウンドもイイ。合唱はヘルシンキ大学合唱団。そう言えば(?)サロネンはフィンランド人なんですよね。

    (★★★★★)

  2007/09/03

    ■いつの間に...
     あの渋谷公会堂が「C.C.Lemonホール」に...。

     その昔、黛さん時代の「題名のない音楽会」の公開録画がここで行なわれていて、テレビの画面で観るホールの内部は、当時、地元のちっぽけなXX公会堂しか知らなかった私には憧れでもありました。

     そして、私が最初にナマのオーケストラの演奏を聴いたのがこの渋谷公会堂。渋谷駅から道に迷いながら歩いたのを記憶しています(NHKホールはまだ無かった)。当時、芥川也寸志さんが司会をしておられた「百万人の音楽」というラジオ番組の公開録音。オープニングに演奏されたのがリスト「前奏曲」、メインがベートーヴェン「運命」でした。

     要はサントリーが命名権を取得したということらしいのだけれど、名前は立派なホールの一部、その重みと言うものがある。「日比谷公会堂」「東京文化会館」「普門館」...私たちは、その名前に憧れるというものだ。現実的な面(お金)があるのは分かるにしても、何だか寂しい話だ。

  2007/09/02

    ■N響アワー
     「N響ほっとコンサート」から。お目当てはは後半の<吹奏楽ステージ>、メインはホルスト「第1組曲」。

     スパーク「パントマイム」のソロを吹かれた外囿さんも奏者として加わり、チューバの池田さんも元大阪市音。シャコンヌ冒頭のテーマはさすがの安定感。

     前回はコルネット・パートもトランペットで吹いていましたが、今回はちゃんとコルネット。しかし「2+2」本では音的には足りないのでは。コルネットは3本欲しいところ。また、コントラバスクラが加わっていましたが、これはバス・サックスの代用でしょうか。

     音楽はドラマチックな持って行き方。第1曲が終わった時点で拍手が起きていました。指揮者の山下一史さん、企画トータルに見れば適任だとは思いますが、ホルストだけでも吹奏楽に関わりのない人の指揮で聴いてみたい気もします(せっかくのN響なので)。

     絶対に無理と承知で言えば、今月N響に客演するプレヴィン氏とか...イギリス音楽はお得意ですよね。

  2007/09/01

    ■ヨッフム&アムステルダム・コンセルトヘボウ管(DVD)
     1986年来日公演でのライブ録画。昭和女子大・人見記念講堂にて...昔はここでよく来日オケのコンサートが行われていました。曲はモーツァルト「交響曲第33番」、ブルックナー「交響曲第7番」。インタビュー付。

     84歳のヨッフム、正に『マエストロ』という言葉が相応しい風格と品格。遅いテンポで、オーケストラを豊かに鳴らした昔ながらのスタイルにせよ、音楽とオケのサウンドに終始圧倒される。

     椅子に座っての指揮だけれども、ヨッフム自身がこの曲の頂点と語る、ブルックナー第2楽章のシンバルが鳴るクライマックスでは、すっくと立ち上がる。またコーダでのホルンとテナー・チューバのアンサンブルの素晴しさ。映像で観るとホルン(2人は女性)が長いフレーズをカンニング・ブレス(交互に息継ぎ)しているのだけれど、音だけ聴く分には全く分からない。また、このシンバルは1時間以上の演奏の中でたったの1発。これをはずすと全てが終わり...タイヘンな仕事だ。

     そして演奏後の<ブラヴォー氏>、まさか20年後にこういう形で世に出るとは思ってもいなかっただろう...その時のヨッフムの表情を見ると、当事者ではないが「本当に申し訳ありません(汗)・・・」と謝りたくなる。

    (★★★★★)

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