日記

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  2006/11/13

    ■クラシック・イン
     最新号は「マーラー/ブルックナー交響曲・ハイライト」。要はオイシイ所取り。

     演奏はヨッフム&ドレスデン(ブルックナー)、テンシュテット&LPO(マーラー)と申し分なし。楽章全部を収めているのはいいとして、最後がマーラー「第9交響曲」からの第3楽章というのはビミョーな感じ。曲数を減らしても、ここはやはり終楽章を入れるものではなかろうか。

  2006/11/12

    ■題名のない音楽会
     佐渡裕氏が兵庫芸術文化センター管弦楽団と共に出演。昔のようなバーンスタインの<コピー>のような雰囲気はもう無く、それでも司会者から「…最後の弟子」という話題が出てしまうのは今更という気がする。

     シューマン、マーラー、ストラヴィンスキーなどを指揮していたけれども、まだ40代。人気もタレント性も(海外での)実績も有り、今後どういう方向へ行くのだろうか...。

  2006/11/10

    ■ブリテン:オペラ「ピーター・グライムズ」から
     L・ペシェク指揮/ロイヤル・リヴァプール・フィルによるCD(Virgin)。

     「パッサカリア」は4分の4拍子をベースに進行するものの、低音に繰り返される<テーマ>は11拍。音楽は色々な様相を見せるけれど、このテーマが絶えず背後に付きまとう、これは主人公(自分)が逃れることが出来ない<何か>を表現しているようでもあります。

     ペシェクは1933年生まれのチェコの指揮者。ここでは「4つの海の間奏曲」の第3曲「月の光」の後にこの「パッサカリア」を挿入し、「嵐」で締めくくっていて(全5曲の組曲のように)、この2つの作品をまとめて演奏するのには一つのやり方でしょう。

    (★★★★★)

  2006/11/09

    ■ブリテン:青少年のための管弦楽入門
     ランチベリー指揮/メルボルン響によるCD。NAXOS盤。ナレーション付きの録音で、CDの紹介によれば「オーストラリアの喜劇役者バリー・ハンフリーズが“女装”し、エヴェレッジとなって見事な貴婦人声で語っている」とのこと。

     CDには<女装>した写真が載っているけど(結構不気味)、もちろん声だけの登場なので、そんなに違和感はありません。ただし、本来の<教育的>な雰囲気は全くありませんが...。私はこの方を知らないのですが、オーストラリアの人には実は大ウケなのだろうか。

     ランチベリーは2003年に亡くなった、バレエ指揮者として有名な方。この演奏も手堅くまとめていて、オケが特別上手いとか、特別なキャラを持っているとかではないんですが、ごくフツー楽しめます。ちなみに、この曲の録音は殆どがナレーション無し(演奏だけ)ですが、こうやって聴くと何だかナレーションが入った方がしっくり来ます。また、カップリングが「ピーターと狼」とプーランクの「小象ババールの物語」という選曲もなかなか。

    (★★★★☆)

  2006/11/08

    ■P・ヤルヴィのブリテンとエルガー
     すごく丁寧に音楽を作っていて、結局そこが好きなんですけれども、ただ<迫力>という点が今一つ。音の拡がりが無いというか、縮こまっているというか...なので「4つの海の間奏曲」の「嵐」とか「エニグマ」の終曲なんかは欲求不満気味。この方、父親(ネーメ)とは真逆のような。

  2006/11/07

    ■タワーへ
     P・ヤルヴィ&シンシナティ響によるブリテンとエルガー。ギーレン&南西ドイツ放送響によるバルトーク。ベーム&VPOの来日公演のDVDも興味があったけれど高かったのでパス。

     P・ヤルヴィは思い出したようにポツポツと新譜を出すけれども、やっぱり地味なのか売れないのか、店での待遇はよくない。この1枚も新譜のコーナーには並んでいなくて「ブリテン」の棚で発見。とは言うものの、私自身このコンビの Telarcへの録音は<今一つ>感が大きいのだ。

  2006/11/06

    ■ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
     P・ヤルヴィ指揮/ドイツ・カンマー・フィルによるCD(BMG)。快速でコンパクトな響き、いろんなパートがクリアに聞こえて心地よい。古楽器系の響きを意識しているようでもあるけど、原曲に忠実にというのとは違って、かなり自在な演奏。例えば第1楽章コーダのトランペットはスコア通りでもなく、慣行的な吹かせ方でもない。第8番とのカップリング。

    (★★★★☆)

  2006/11/05

    ■オッフェンバック(ロザンタール編):パリの喜び
     C・デュトワ指揮/モントリオール響によるCD(Decca)。

     この曲は指揮者・作曲家のM・ロザンタールがオッフェンバックの曲をベースに編曲(作曲)したバレエ音楽。オーケストレーションは決して上手くは書けていないように感じるけれど、しかしメロディはいいし、カンカンなどの賑やかな雰囲気も楽しくて、吹奏楽でもよく演奏され、その時は例の「天国と地獄」のカンカンで終わるのですが、原曲はその後に「ホフマンの舟歌」のしっとりとした音楽が続き、これもこの曲の<ミソ>だと思ってます。

     このデュトワ盤は本当に素晴らしい演奏。特にスローなワルツの雰囲気は最高。甘い(甘ったるい?)音色もピッタリ。正直、全曲通して聴くのはしんどいですが、好きな曲だけ抜き出して聴くのは最高です。

    (★★★★★)

  2006/11/03

    ■E・パユ
     すみだトリフォニーにて。モーツァルト「フィガロの結婚」序曲、「アンダンテ ハ長調」、イベール「フルート協奏曲」、ハチャトゥリアン「スパルタクス」から「アダージョ」、「フルート協奏曲」。バックはウェン・イン(温似仁@台北生まれ)指揮/新日本フィル。

     パユのフルートはテクニック、音量、コントロールされた弱音...さすが超一流オケの首席奏者、と言うより全世界に一体何人いるか分からないフルート吹きの頂点にいる方。

     ハチャトゥリアンの協奏曲はランパルが作曲者の許可を得てヴァイオリン協奏曲を編曲したもの。ランパル自身による演奏も聴いたこともあるのですが、そのときはPAを使っていましたが、パユは生音。ただし、部分的にオーケストレーションを薄くしていたようです(金管をカットするなど)。しかし、こうやってイベールの曲と比べて聴くとやはりフルートの曲<ではない>という印象が強いです。でもスゴイ...。大編成のオケをバックに全く負けていません。

     オケ単独の曲は今一つ。特に「スパルタカス」はバラバラで締りが無い演奏でちょっとガッカリ。(当然ですが)完全にパユが主役でした。

    (パユ:★★★★★)

  2006/11/02

    ■のだめ
     ビデオ録画で。初めて千秋がSオケを指揮するが演奏は...。そこで、すっくと立ち上がるコンサート・マスター。

     コンマス「おい、みんな!もっと雄大な感じでやろうぜ」
     指揮者「それ以前の問題だろ!!」

     アマチュアでは、どことなくありがちな...。

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