| 日記 |
| 2005/11/23 |
とても聴きやすく、「ライト・ミュージック」と言っていいと思うし(それゆえ作品番号が付けられていないのか)、素材も常套的なものかもしれないけれども、第1舞曲とか3曲のワルツ(特に第2番)とか、単独で聴いても本当に楽しめる。最初の行進曲もイイ。こういう曲もしっかり書けてしまう所が<才能>としか言い様がない。 原曲は編成が大きいので(サキソフォン4本、ピアノ2台or連弾、アコーデオン、ギターが加わる)オーケストラのコンサートで演奏される機会も殆ど無いと思うけど、吹奏楽版はたまに演奏されているようだ。 シャイー&コンセルトヘボウ盤(Decca)もあるけど、私が好きなのはクチャル&ウクライナ国立響盤(Brilliant Classics)。ちょっと大袈裟な部分もあるけれども、金管の鳴りっぷりが気持ちいい。3枚組みで2000円弱で選曲も良く、お買い得。 |
| 2005/11/22 |
デュ・プレのチェロは素晴しい、チェリも悪くはない。思いをストレートにぶつけるデュ・プレ。感情はあらわにせずに音楽の表面を磨き上げるチェリ...で、二人とも全く別の方向を向いているような演奏。第1楽章の終結部など、いきなり別の音楽が始まったような感覚。 <協奏曲>としては「?」かもしれないけれども、要はチェリの音楽を受け入れられるかでしょう。私はこの演奏に関しては「○」です。 (★★★★☆) |
| 2005/11/21 |
|
| 2005/11/20 |
この演奏は、かつてLPで発売されていたものと同一と思われます。と言うのも、第2曲でアンサンブルが乱れるところがあり、4分の3拍子の何でもない部分なのですが、コーラスが入り損ねたのか、指揮者がキューを出し忘れたか、スヴェトラーノフがアウフ・タクトを(余分に)振り直しています。 ソビエト時代のバリバリのソビエト勢によるライブ、演奏的にも映像的にも極めて貴重なもの。演奏者の雰囲気は非常に日常的な、ある種淡々としたものを感じます。 もちろん演奏は最上級の、ある意味<決定版>。全く微動だにしないパワーとスケールの大きさ。第5曲での金管とティンパニの大爆発は、もう笑うしかありません。終曲でバンダの金管楽器が加わると音響のるつぼ、アンサンブルが云々言うのは野暮。ひたすら音楽(音量)は膨らみ、終結和音の一体いつまで続くのかというような長大なフェルマータとクレッシェンドでは、ほとんど理性を失います。そして、ここでのスヴェトラーノフの指揮は見物、率直にカッコイイ! カップリングの「祝典序曲」はスタジオ録画。主部は超快速。例によって映像も<サイケ>に煌めいています。 (★★★★★) |
| 2005/11/19 |
|
| 2005/11/18 |
帰りにタワーへ寄り道。奥さんに頼まれていた本田美奈子のCDと「ハウルの動く城」のDVDを購入。さらに、ポイントを使ってベルティーニ&ケルン放送響他によるマーラー「交響曲全集」(EMI)輸入盤を購入。この演奏が1枚当たり数百円なんだからいい時代になったと言うべきか。 しかし、この全集には問題が...第3交響曲の第4、5楽章の間でCDが変わってしまうのだ(こちらを参照のこと)。第5楽章の後で変わらないだけマシかもしれないが、やはり最後の3楽章は続けて聴きたい。さらに致命的なのは、第4交響曲の第3、4楽章の間でもCDが変わってしまう。ここはどう考えても続けて聴きたい。ガッティなどは全く間をおかずに演奏してくるくらいだ。しかし、そこまで切り刻んでCDの枚数を減らす意味はあるのだろうか...。 |
| 2005/11/17 |
|
| 2005/11/16 |
色々面白い表現もあるにしても、オケの音がこじんまりとしてしまっていて、こちらに届いてこず、その細工だけが目立ってしまう。 (★★☆☆☆) |
| 2005/11/15 |
デプリースト氏、アメリカで勲章を授与されたとの事で、その授賞式のために来日が遅れたそうです。そのためかは知りませんが、モーツァルトは指揮者無しでの演奏でした。ただデプリースト氏、元々協奏曲は得意でない(好きでない?)印象はあるのですが...。 メインのショスタコーヴィチ。まだ10代の頃の卒業作品ですが、前半2楽章はいかにも屈託の無い音楽でしたが、演奏は今一つ消化不良な印象。しかし、第3楽章になってから俄然素晴らしくなって、終楽章もその調子を維持。軽快なコーダからの最後の重々しい打撃音は強烈なインパクトがありました。 (★★★★☆) |
| 2005/11/14 |
リゲティの木5が収録されているアンサンブル・ウィーン=ベルリンのCDが並んでいたので購入。もう一枚、G・アントニーニ指揮/バーゼル室内管によるベートーヴェン「交響曲第1&2番」。期間限定特価で売っていたので(1,000円ちょっと)、こちらはやや衝動買い。 第1番のみ聴いたけど、金管は(多分)ナチュラル管、弦と木管は?それなりには楽しめたけど意外に真っ当...と言うか、今のご時世ある程度聴き込んでいる人はこの程度では<フツー>に感じるのではないだろうか。全集になるのかは不明だけど、次はちょっと手が出ないかも。 |
| 2005/11/13 |
|
| 2005/11/12 |
リハーサル風景も少し映されたけれど、こんなにエネルギッシュでハイ・テンションで激しく動く70歳というのも他にいないのではないだろうか。ただ、「運命」の本番では、ちょっと疲れているようにも感じられたのだが、気のせいか。 小澤さん、リハーサルでこんなことを言っていた。 「(指揮者の指示は)<皆で>やらなければダメですよ。1人でもやらない人がいると、それが伝染してどんどん薄まってしまいます。明日になると、さらに薄まってるでしょう。そうするうちに指揮者が諦める...そうなってしまいますから。」 プロ(N響)でもそうなのか...しかし、これってあらゆる<組織>について同じ事が言えそうに感じる。 |
| 2005/11/11 |
この曲、前衛的、破天荒、支離滅裂...それは分かるにしても、正直面白い曲とは感じたことが無かったのですが、ヤンソンスはこれまで通り非常に生真面目、オケも上手くて楽譜をキッチリ音にしています。この曲の持っている刺激的な部分は相当薄まっているし、キレイにまとまり過ぎているかもしれませんが、私は初めてこの曲を面白く聴くことができました。ちなみに譜面通りサイレンが使用されています。 (★★★★☆) 同じCDに収録されている交響曲第12番の方も非常にいいです。オケの素晴らしいサウンドが生かされていて、パワー一辺倒にならない、ソビエト(ロシア)系とは異なった味わいを持つ、正攻法なアプローチです。指揮者のスタンスは変わっていないように感じるので、要は曲との相性でしょうか。 |
| 2005/11/10 |
|
| 2005/11/09 |
この指揮者、本当に沢山の曲を録音していて、中には他に録音の少ない貴重なものも数多く(特にロシア物)、しかも演奏も悪くない(信頼度高し)。その割には今ひとつ脚光を浴びておらず(今は息子のパーヴォのほうが注目されてるかも)、CDのキャッチコピー通り<音盤上のカリスマ>です。 (★★★★☆) |
| 2005/11/08 |
実はこのコンビのメンデルスゾーンを聴いたときに、今後どうしようか悩んでしまったのだけれども、このシューマンは良かったです。 弦楽器のノン・ビブラート奏法(シューマンではそれほど特徴的ではない)、クリアでメリハリのある管など、サウンド的にはオリジナル楽器による演奏に近いものがあるかもしれませんが、音楽そのものはかなり自在で、いろんなことをやってます。「春」第3楽章の第2トリオのテンポは、確かにそのままのテンポで進めばああなるのだろうけど、サヴァリッシュ盤を聴き慣れた耳にはちょっとビックリ。 4曲の中では第1,3番が特にいいです。第4番は記載されていませんが「第1稿」による演奏(アーノンクールと同じ)。通常聴かれる現行版に較べると素朴と言うか未熟な感じもするのですが、それなりの魅力はあるとは思います(個人的には現行版が好きですが)。第2番はこの曲の持っている情念みたいなものは感じられず、ちょっと物足りないかも。 (★★★★☆) |
| 2005/11/07 |
山手線、結局午前中いっぱい止まっていたらしい。 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051107i507.htm 休み明けに限って、かなりの確率で朝のJRに何かが起きるような気がするのだが、気のせいだろうか。 |
| 2005/11/06 |
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20051106i311.htm アイドル時代の彼女には縁が無かったのですが、昨年8月、N響と共演したのをたまたま聴いて、そこでフォーレ作曲の「シチリアーノ」に歌詞を付けて歌われたのですが、それが本当に素晴しかった。この曲、フルート吹きは一度は吹いた曲と思いますが、非常に繊細な旋律線を持っていて、かなり演奏が難しい曲です(何も考えずに音だけ出すのは簡単だが)。それを本当に見事に歌われ、ステージ上の姿も美しく、その時以来、密かにファンになったものです。 この若さで、というありきたりの言葉しかありません。合掌...。 |
| 2005/11/05 |
小説から入った野坂ファンとしては、アニメ版の映画もかなり<キレイ>に創った印象があって、原作の味は相当薄められているように感じ、今回のTV版も同じ。特に、松嶋奈々子が(中途半端に)主役的なポジションに来て、かなりストーリーを膨らませ、しかも「戦争とは…」のような妙な<テーマ>がチラついたり、まあ(アニメ同様)一般人向けにするには、どうしてもこういう味付けが必要だったのか。 上記のサイトにある原作者の野坂さんの言葉通り、原作から感じられるのは「戦争の惨たらしさ」であって、決して単なる兄弟愛の美しいお話ではない。興味ある方は原作(*)を読むことをお薦めします。 とは言いつつも、妹の節子を演じた女の子は、本当にお見事でした。しかし、みんな本当に頑張って、よくぞここまで這い上がってきたものだと思うばかりです。 (*)アニメ版があれだけ話題になったのに、その割には野坂氏(の作品)に脚光が浴びないように思えるのは、映画を観て原作を読んだ多くの人が「なに、これぇ〜??」みたいな感想を持ったのでは、という気がしてます。 |
| 2005/11/03 |
フルート・アンサンブルがとても上手だと思ったのだけど(私が所属している楽団のフルート・パートでは到底無理)、金賞が獲れなかったと聞いて、ちょっと意外な気がした。中にはバニラムードばりのアクションの打楽器アンサンブルもあって、私の前に座っていた年配のご夫婦は大喜びの様子だった(身内?)。 休憩時間、食事をする店を探しに、駅の反対側へブラブラと歩いて行ったら、地下鉄の入り口の近くにファミレス(デ●ーズ)を発見。そこで昼食を食べた。 しかし、この店の光景、いつか来たことがあるような気がして記憶を辿ると...そう、私が今の会社に入社してすぐに、外回りの仕事(結構タイヘンだった)をやったときにここで昼飯を食べたのだ。<成増>なんて初めて来た場所と思ってたら、あのときも<成増>だったのか。でも、20年近くよく残っていたものだ。 |
| 2005/11/01 |
しかし、そうするとバッハとかハイドンとかモーツァルトっていうのは相当スゴイ人だったんだな、と改めて感じてしまった。モーツァルトは30代で亡くなってる訳だし、ハイドンは交響曲だけで104曲。ちなみに、ショスタコーヴィチも作品番号で150近いし、プロコフィエフだって、もちろんベートーヴェンも100を楽々越えている...さすが、みんなスゴかった。 |