日記

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  ▼ここに書かれている内容は、あくまで私個人が感じたことなどです。
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  2003/12/31

    ■紅白歌合戦
     裏番組に「格闘技」系が3本もあるんですね。ただしS家では、大晦日は実家で「紅白…」を観る慣わしになっているので、自宅のビデオで「サップVS曙」を録画(*)しました。もちろん、夜中にやるラトル&BPOの「ジルヴェスター」も録画。

     さて「紅白…」、大トリのSMAP「世界で一つだけの花」、今年は本当に相応しい歌が現れたと思いました。ところで、私は子どものころ坂本九の大ファンだったのです。今でも「九ちゃん」の歌を聴くと、歌う姿を見ると胸が一杯になります。だから、そんな風に歌うのやめて。>「古時計」のお兄さん

     ただ「世界で一つだけの花」...「ヒット曲」であるのは間違いないのですが、この歌の内容、私的には「今さらなぁ」「そうは言ってもなぁ」みたいなところもあります(ひねくれてる?)。あと子どもにとはいえ「(日本のいい所は)『平和』なこと!」などと言わせてしまうセンスはいただけません。>紅白@NHK

     ...と文句を言ったところで、除夜の鐘が聞こえてきました。みなさま、良いお年を。

    (*)ビデオで観ましたが、終わってみれば「んーー」という感じでした。「次」を注目したいです。>曙

  2003/12/30

    ■アニハーノフ&レニングラード国立歌劇場管弦楽団
     東京オペラシティにて。

     「ダッタン人の踊り」「1812年」...このコンビ、やはりロシア音楽が一番似合います。今年の「吹き納め」とばかりに鳴らしまくる金管楽器、重量感満点のティンパニ。おまけに指揮者の棒が結構危ないために、荷物を満載した大型トラックが右に左に揺れながら全速力でこちらに向かってくるようなスリルがあります。

     「新世界より」...この曲をもっと<上手に>振れる指揮者は日本に(下手すればアマチュアにも)山ほどいるでしょう。しかし部分部分に見せる(例えば第4楽章の金管による例の第1テーマ)音楽のすごさ。

     アンコールのチャイコフスキー「雪娘」から「道化師の踊り」はフェドセーエフのアンコール十八番でもあり、指揮ぶりなどをみてもかなり影響を受けているような気もします(気持ちは分かる)。ただフェド氏の爆演までは今一歩及ばずか。来年は、やっぱりロシア物を聴きたいな。

    (新世界:★★★☆☆/後半:★★★★★)

  2003/12/29

    ■ドヴォルザーク:「スラヴ舞曲」
     N・アーノンクール指揮/ヨーロッパ室内管のCD(Teldec)。2000年、2001年(ライブ?)録音。

     「第1集(作品46)」は後半からぐーっと調子が上がってくる感じです。スケール感のある第4番。絶妙にテンポを揺らした第6番。表現の幅が大きい第7番。そして、速いテンポでエキサイティングにまとめた第8番。

     「第2集(作品72)」は「第1集」に比べると凝った曲想になっている分、アーノンクールの音楽が見事にはまってるように思います。ただ最後の第16番はもっと情緒的な演奏を好む人も多いかも(私もそう)。

    (★★★★☆)

  2003/12/28

    ■N響アワー
     いきなりシュタイン指揮のシベリウス「レミンカイネンの帰郷」。本当に素晴しい指揮者だと思う。この時期にナマで聴かなかったのが残念。

     ヤノフスキー指揮のブリテン「4つの海の間奏曲」から第3曲「月の光」。終始不安定なトランペットから事故が...こういう演奏を選んで再放送されてしまうと、演奏者としてはどうなんだろうか。

     デュトワ指揮の「牧神の午後への前奏曲」。指揮棒を持たず意外に拍を細かく振っていましたが、さすが、リズムの緩急/緊張・弛緩の間(ま)が絶妙です。

  2003/12/27

    ■RVW
     A・プレヴィン指揮/ロンドン交響楽団によるヴォーン=ウィリアムズ「交響曲全集」。こちらもBOXセットで6枚組み4500円という妥当な値段(それでも安い)。J・フレッチャーが吹く「チューバ協奏曲」、そして「イングランド・オブ・エリザベス」などの珍しい曲も入っています。

     「ロンドン交響曲」(第2番)を聴きましたが、本当に溌剌、活き活きとした演奏で、金管楽器も開放的なくらいに鳴り、また例えば第2楽章のような叙情性も持っています。これはイイです。これから少しづつ聴いていきたいと思います。

  2003/12/26

    ■仕事納め
     仕事納め。午後から「納会」で早めに会社を上がる。

     時間があったので、新宿タワーへ。正月休み用にアーノンクール指揮スメタナ「我が祖国」(ウィーン・フィル)、ドヴォルザーク「スラヴ舞曲」全曲(ヨーロッパ室内管)を購入。

     店内を眺めていたら、ルーマニアの名指揮者C・シルヴェストリBOXセット10枚組みが値下がりして1400円弱。「10枚で」せんよんひゃくえん...安すぎ。収録曲に興味のある方は買って損はないでしょう。駅の売店やダイソーで売ってる得体の知れないCD買うよりは間違いなくお徳です。

  2003/12/25

    ■「砂の器」TVドラマ化
     http://www.sanspo.com/geino/top/gt200311/gt2003111104.html

     映画でもおなじみ「砂の器」(松本清張原作)がテレビドラマ化。来年1月から放送開始だそうです。主役の和賀英良は中居正広(@SMAP)。それはまあいいとして...。

    「原作発表時とは時代背景が異なることから、今作では原作にあったハンセン病に関するくだりは登場しない。」(上記ページより)

     ??...しかし、それこそが原作のテーマであり、まさに「宿命」だったのでは。さらに...、

    「髪を振り乱してピアノを弾き、宿命に挑みかかる中居正広を楽しみにしてほしい」(プロデューサー談)

    ...やっぱり、「それ」を「楽しみ」にするドラマなのか。何だかどんどん違う方向に突っ走ってないか?でも、観るぞ〜っ。(→公式サイト

  2003/12/24

    ■スッペ:序曲集
     新宿タワーへ。メータ指揮/ウィ−ン・フィルスッペ「序曲集」(SONY)を購入。

     VPOが演奏したスッペの曲を聴いてみたいと思っていたところ、まとめて録音しているのはショルティとメータしか見つからず、どちらも「帯に短し襷(たすき)に長し」(あくまで購買意欲的に)だったんですが、比較的録音が新しくて(それでも1989年)、曲数も多いメータを選択。

     帰宅して聴いてみたところ、「劇場」を感じさせる、また田舎っぽい鄙びた大衆的な(?)雰囲気を持った演奏です。もちろんワルツ(3拍子)のリズムはこのオケならではのもので、これに比べるとパレー&デトロイト盤(*)なんかは笑っちゃうほど「機械的」です。(*これはこれで好きな演奏です)

     で、結構気に入りました。なんだか、他のシンフォニー・オーケストラによる演奏が物足りなく感じられてもきます。

     メータは曲が流れている(オケに任せている)時はいいんですが、指揮者がその中に割りこもうとする時に、どうも音楽がぎくしゃくしてしまう。ニューイヤー・コンサートも何回か振っている方なんですが、実はこの手の曲、苦手なんでしょうか。

    (★★★★☆)

  2003/12/23

    ■レニングラード国立バレエ
     チャイコフスキー「くるみ割り人形」東京国際フォーラムホールAにて。

     「A」には初めて入ったのですが、その広いこと!私の席は2階席5列目でしたが、後部の席は見上げるような向こう。で、2階は前の方にびっしり詰まって5割の入り。1階は全部は見えませんでしたが、ホール全体で約5000席とのことですから、通常のホールならば満員でしょう。で「くるみ割り…」だけで4公演。すごい集客力です。

     指揮はアニハーノフ。ピット内なので弦は小人数だったようですが、それを逆手に取ったような、リズムの軽い、繊細で洗練された音楽でした。金管楽器も聴かせ所ではキッチリと存在感を出していました。「雪片のワルツ」の児童合唱はシンセサイザーで代用していましたが、ホールの広さとかもありますし、これはこれで効果的だったと思います。

     久々のバレエ、楽しかったですが、開演前に場内放送で注意されているにもかかわらず、フラッシュたいて写真撮影している人がかなりいました(上演中にも!)。最初っからカメラ用意してきてるわけですから、確信犯(というか、単なるマナーの悪さ)ですよね。

    (★★★★☆)

  2003/12/21

    ■ヤマハ・クリスマス・コンサート
     「ヤマハ音楽教室」の「発表会」です。聴きに行くのは昨年に続いて2度目なんですが、前回はカルチャー・ショックに近い衝撃を受けて、頭がくらくらしました。今回は免疫が出来たのか、やや落ち付いて観れました。

     ピアノ、フルート、ヴァイオリン、クラリネット等々。教室に通う皆さんの発表会なわけです。音程が悪い?ミスタッチ?伴奏とずれてる?...そんな<指摘>はナンセンス!

     指が回らない、途中で止まる、もう1度やり直す、緊張で演奏を止めて深呼吸する、楽譜を見失いパニックになる、何やら考え込む...。もちろん一生懸命練習してるでしょう、服も新調して、客席でビデオを回してもらって。年に一度の晴れ姿。

     年配の人も多いです。楽器を演奏するのを楽しみたい、そういう人多いでしょう。まず基礎練習からしっかりと...ではなくて、とりあえず何か演奏できるようにする。明日の1000円より、今日の100円。そう割り切ってます。音楽を楽しむということの一つの究極の姿を見たように思いました。勉強さえすれば誰でも試験で100点取れるというわけではありません。

     私もアマチュアで楽器を演奏し、演奏会なども開いています。じゃあ、その演奏会って?...そう自分に対して問い直さざるをえませんでした。

  2003/12/20

    ■N響定期(BS)
     ザネッティ指揮マーラー「交響曲第5番」他。アバドのアシスタントを務めていたそうですが、棒だけでなく、仕草とか表情もアバドの臭いがする。しかし所詮、果汁1%の「すいかヨーグルト」といった感じか。「フランクフルトの新聞投票で若手指揮者のベストに選出」(N響サイトより)というのはちょっと「?」な気もするけど、オペラで本領発揮する方なのかしら。

     ラトルと同じく(真似して?)、第3楽章でホルンのソロ奏者を前に出して、指揮者の横で演奏させていました。このやり方とる指揮者、これから増えてくるのだろうか。

  2003/12/18

    ■曲目
     ラトル&ベルリン・フィルのジルベスター・コンサート。今年はガーシュウィン、フォーレ、ラヴェル。前回の大騒ぎに比べるとかなりまともに見えますけど、何か仕掛けがあるんでしょうかね。NHKでライブ中継されるようです。プログラム的にはかなり楽しみです。

     ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートの曲目も発表されています。指揮はムーティで4度目の登場。

     このライブ録音CDは1月28日に国内盤が発売されるそうです。相変わらず素早いですが、オザワほどには売れないか...。レコード会社的には「オザワ再登場」を祈っているでしょう。ちなみに歴代指揮者はこちらにまとめてありますので、興味のある方はどうぞ。

  2003/12/17

    ■職場忘年会
     同じ部のMさんが、某地方国立大学、T波大の吹奏楽部出身と聞いてビックリ。トロンボーンを吹いていたそうで、奥様は同じくクラリネット奏者だったらしい。

     クラシックも好きらしく、相当数のLP、CDを所有しているとのことで話が弾む。最近はグールドの箱に入ったセットを買ったそうだ。バッハのカンタータ全集、ハイドンの交響曲、弦楽四重奏全集...とにかく「集める」のが好きらしい。

    私「そんなにCD買って、置き場所がなくなって『ジャマだ』とか家の人に言われないですか?」(それはウチのことだ)
    M「名古屋にボクの実家があって、そこに置かせてもらってます。」

     「じゃあ、聴きたくなったら名古屋まで帰ってるんですか?」...とは訊けませんでしたが、本当に純粋な「コレクター」なのかしら。

  2003/12/16

    ■2004年度吹奏楽コンクール課題曲
     来年度の吹奏楽コンクール課題曲の参考演奏CD(金洪才指揮/大阪市音楽団)とスコアが届きました。以下、一通り聴いての感想です。(あくまで参考CDを聴いての印象)

    1. 吹奏楽のための「風之舞」(福田洋介)(5:08)...いわゆる「日本風」な音楽。打楽器の効果など、よくありがちな曲想ではあるものの、難易度もそう高くはなく、曲としてのまとまりもいいです。

    2. エアーズ(田嶋勉)(5:30)...フルートによる導入が美しい。とりとめがないようなところもあるけれども、サキソフォン4重奏による部分や、アルト・サキソフォンのカデンツァなどもあり、独特な雰囲気を持った音楽。

    3. 祈りの旅(北爪道夫)(4:50)...氏の他の作品は聴いたことがないのですが、ちょっと掴み所がないというか、煮えきらない印象。細かい部分では難易度が高い部分もあります。

    4. 鳥たちの神話(藤井修)(4:59)...ダブルリードも活躍し、アンサンブル的な部分も多い。上級者向けか。しかし、5曲の中では最も聴き映えがすると思います。

    5. サード(田渕浩二)(4:41)...ラヴェル「クープランの墓」の第1曲目を思わせる音楽。細かい3連音符が流れるように続く。ソロも多く、これも難易度高し。しかし、上級バンドが鮮やかに演奏すれば効果が上がるでしょう。

     個人的予想として一番人気は「1」と見ました。しかし、上級バンドは「4」「5」で勝負かけてくるかもしれません。関係者各位の健闘を祈ります。

  2003/12/15

    ■ショスタコーヴィチ:交響曲第14番
     バルシャイ指揮/モスクワ室内管弦楽団によるCD(GPR)。1969年、モスクワ初演時のライブ録音で、独唱はヴィシネフスカヤレシェティン

     「死者の歌」という副題で呼ばれることもある曲。11の楽章から成り、2人の独唱と弦楽合奏、打楽器、チェレスタのために書かれています。

     まず、ライブでよくぞここまでという弦楽器のアンサンブルの見事さは驚異的。さらに打楽器。シロフォン(木琴)、ウッド・ブロックは極めて硬質の乾燥した鋭い音が鼓膜に突き刺さります。さらにトム・トム(太鼓)は皮も破けんばかりの強打。それに「痛ッ!!」と叫びたくなるようなムチ(鞭)。

     第3楽章などの打楽器のリズムを伴った突進する音楽は恐怖感さえ覚え、クライマックスで突然鳴り響くチャイム(鐘)が世界の時間を停止させます。

     終結部にスコアにはない打楽器が加えられていますが、何らかの異版でしょうか。モノラル録音(しかもラジオ放送が混線?)ですが、この曲に興味のある方は必聴です。

     かつては Russian Disc から出ていましたが、私が買ったのは "GPR" という(アヤシイ?)レーベルの4枚組2000円。旧ソビエト勢のショスタコーヴィチばかりが収録されていて、オイストラフ「第9番」、ロジェストヴェンスキー「レニングラード」、ムラヴィンスキー「第10番」、コンドラシン「バービ・ヤール」等々のライブ録音。Russian Disc を買いそびれた方は是非。

    (★★★★★)

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